メールの転送に関して、
情報源情報をいただけないかという御相談です。

某学会でメーリングリストの運営担当をやってるんですが、
登録されているメールアドレスにメールを残したまま
そのコピーを携帯電話へ転送していると思われる人が居て、
転送先からのスプール溢れのエラーメールが来ます。
常時来るわけではなく、
何ヶ月も問題が無かったので安心してたら思い出したようにやってくる
というような状況が延々続いています。
長くても一週間未満で解消されるので、
当人がちょっと油断すると再発するということなんでしょう。

当人には1回警告し、情報収集して恒久的な対処を施すよう勧告したのですが、
その後も状況は変わりません。
実際に問題が発生するまで当人がキチンと対処したかどうか不明ですし、
時々思い出したように問題を起こすだけなので
実害がさほど大きくないということもあり、
放置したままになっているのですが、
いつまでもそういうわけにも行かないので何とかしようと思っています。

メーリングリストが活動の主体であるような団体なら、
有無を言わせず除名なり資格停止なりの処分になるところなんでしょうが、
あくまで学会活動の補助手段ですし、強い手段は避けたいと思っています。
何とか、「どうこうしろ」という具体的な指導をして、
それに従ってもらえば簡単に対処してもらえるように
持って行きたいと考えています。

転送すること自体をやめるというのが自明かつ容易な手段ですが、
それを避けるとすると、他人に迷惑をかけない唯一の方法は、
転送メールのエラーが元の発信者ではなく転送者へ返るように設定することです。
つまり、Envelope-Fromが書き替わるような方法で転送するということです。

自分で設定するのなら、
簡単なスクリプトくらい書いてやってしまうところですが、
おそらくそんな技術力は期待できないでしょう。
容易にインストールできる既存のシステムは無いだろうかと思って
探そうと思ったのですが、どうも適当なキーワードが見つかりません。

というわけで、
具体的な「既存のシステム」についての情報を
お持ち合せの方がありましたら、
情報提供いただければ幸いです。

ちなみに、転送先はdocomo.ne.jp、
転送しているMTAは、
Received:ヘッダの自称の直後に「(8.9.3+3.2W/3.7W)」とあることから、
sendmailであろうと思われます。

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp