Re: Anti MIME encoding header
畑です。
Yasushi Shinjo wrote:
>>それは、長い文字列を折り返するために、強制的に空白文字を挿入する場合、空白
>>文字の後に続けて、制御文字のBS(バックスペース:ASCIIコード8)をペアにする
>>という方法です。これも、メールリーダ側でBSの解釈についてコンセンサスを得ら
>>れていなければ、意味はありませんので、単なる提案にすぎませんが。
>
> nroff みたいで面白いけれど、筋が違う気がします。規格としては、
> 1000バイトくらいの長い行を許して、「行の折り返しはやらないこ
> とにする」という方が簡単だと思います。
公の規格の話というよりも、単なる自主ルールという程度のつもりでした。
とはいえ、「行の折返しはやらないことにする」はいい考えだと思いますので、
(自分が書くフォームメーラ用のメール文作成プログラムでは)選択方式にする
ことにします。
1. 折返ししないが、1000バイト制限を課す。
2. 強制折返し(SP + BS を勝手に挿入)する代わりにサイズ制限はない。
> rough consensus and running code 方式も短期的にはいいけれど、
> 長期的には損ということも最近目立つ気がします。ドメイン名の表
> 記とか、それをひどくした URL とか。MIME のボロボロの規格も30
> 年後も使ってたら笑うけれど、直すなら早い方がいいわけです。
この点については、新城さんや河野さんたちのおっしゃることはわかるのです
が、*実際問題として*直せるのでしょうか? RFC 822 がやっと改訂されて RFC
2822 になったと思ってもあんな状態なわけですし、QWERTY なキーボード配列と
同じで、一旦走り出してしまったものを根こそぎ変えるのは中々容易でないと思
います。未だ走り出していないものをこれから新しく立ち上げるにあたって、
rough consensus を戒め、走り始めさせる前にじっくり練り上げるべき、という
話としてはわかります。
結局、実装にあたっては、走っている現状と理想をにらめっこして、敢えて採る
もの、敢えて捨てるもの、を自分で決めるしかないです。:-(
# でも確かに、ドメイン名についてはかなり強く賛成します。
# 国際ドメイン名になったところで、.jp と肝心の TLD がアルファベットでは
# ゲンナリしますね。TLD が日本語になって例えば .日本 とかになっても、な
# んだかドット区切のドメイン名の方式自体が日本語に合わない。
#「東京.日本」というドメイン名よりは「日本の東京」という表記の法が日本
# 語に馴染む。
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Masanori HATA
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735