In article <dnlf4d$k55$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>, seiwa4484@if-n.ne.jp 
says...
>> >  医師国家試験も司法試験もコネが必要だったなんて初耳です。
>>
>> 有名な話ですが、中坊さんは、大物弁護士のお坊ちゃんで
>> 駆け出し時代は大口のクライアントがついて、それこそキタで
>> 飛ぶ鳥を落とすようなボンボンだったそうです。
>(後略)
>
> それでそのような例はほかにどれくらいあるんでしょうか。弁護士登録して
>いる人のどれくらいがコネで動いているのでしょうか、その率を教えてくださ
>いな。

何をコネと言うかによって変わって来るかとは思いますが・・・、

弁護士の場合ですとどこかの弁護士事務所に一旦所属して
先輩の仕事の手伝いや国選などで実績をつけつつ、
徐々に顧客を獲得していく(それまでは生活厳しい)ことが多く、
場合によってはその後独立。
わたしが知っている範囲ではこの流れの方が一番多いです。
これは先輩が親だろうが先輩弁護士であろうが同じことで
 仕事をするなら人脈は大事 というだけ、
この人脈をコネと称するかどうかの問題な気がします。
「師士業だからといって生活安泰というわけではない」
は言えると思います。

親が弁護士でも私のように本人がただのサラリーマンの場合は
これらの人脈を充分活かせませんので(活かす必要感じないけれどね)、
「先人の仕事上の人脈を有効に使うには同業になるのが効果大」
も言えると思いますが、
これは医師や法曹に限らず、自営業や会社組織、芸能人やスポーツ選手でも、
顧客やスポンサーを新規に確保するのが難しいのは当たり前で、
ことさら師士業だからとかいう必要はなさそうに思えます。

#もうすぐ父の一周忌、なんとなく思い出しながら。

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                        Taro Yoshida         E-mail taro@dcc.co.jp 
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