佐々木@横浜市在住です。

『フルメタル・パニック!TSR』
Scene 10「ふたつの香港」より。



# 行頭からいきなり書いてある文章は原則として本編から読み取れる事象と
# 粗筋で、行頭に#が付いている文章が佐々木の呟き&妄想です。
# 放送作品以外の情報源(公式サイト等)から引っ張ってきた内容は含みません。
# 放映作品とは若干シーンの順番を入れ替えてまとめている場合があります。
# ネタバレあり。以下、当該エピソードを既にご覧の方のみ。



■乗艦!
謎のASが破壊活動を続ける香港へ向けて出発するダナン。その艦内では
ラムダドライバの起動に関する最新の調査結果がクルーに伝達されていた。
それは脳波のひとつであるγ波によって起動され、原理上は長時間連続して
作動させ続ける事は不可能であるとされた。その様な情報がもたらされても、
やはり機械としてのアーバレストを信じ切れない宗介。そんな彼の問いかけに、
AIアルは宗介にこそ問題があると指摘するのだが。

# 根性で動かす、よりは説得力のある説明がやっと出ました。^^;;;
# とはいえ、やっぱり特定の脳波を自由自在にだせる様なるのは
# 難しそうですし出来たら出来たでインチキ臭い。(笑)
# 一方では特殊な薬物で同様の事が出来るそうですが…
# 玉芳たんは使っていたりするのかなぁ。
# 宗介とアルの会話というか問答が面白いです。
# AIであるアルの方が論理的なのは当然として、論理的じゃない部分でも
# アルの言っている事の方が何倍も説得力があります。
# 宗介より、多分AIの“直感”の方が正しい。(笑)
# アルの作者はバギ・モラウタ主任という人物だそうです。この人物が
# ハードウェアも含めた作者なのか、AIソフトだけの作者なのかは不明ですが。
# アルも認める未完成なシステム、その原因はやはりというか宗介だそうで。

■或いは我々への挑戦か…
香港へと近づく宗助に下った命令は先行しての敵の捜索という任務だった。
現状のアーバレストを出撃させる予定は無いというクルーゾーの言葉に、
宗助は何の反論も出来なかった。そして赴いた香港でも、宗助は全く任務に
身が入らず、遂に敵を前にしても棒立ちとなってしまう。
そして彼はメリッサと離れ、何処へとも無く去っていくのだった。

# 遂に駄目出しを食らって宗介地上勤務(違)です。^^;;;
# マオ姐さんと一緒という事で、別に閑職に回されたとかではない
# のですが本人がそれ以前にヤル気無し状態なので益々駄目んな奴化。
# 折角のマオ姐さんの笑える過去も笑えない様で。
# もっとも宗介では普段通りでもジョークは通じなかったかも。^^;
## ウェディングドレスで海兵隊に入隊に行き、最初は止めさせようと
## した事務所の連中が親父が空軍と言ったとたんに皆がサインしろと
## 賛成に転じたって話はナイス過ぎ。
# 私は自分の事が前よりも好きになったというマオ姐さんの言葉、
# 新しい世界へ飛び出す事で見えてくるものもあるという意味の
# 宗介への励ましだったのだろうと思われるのですが
# 放り出して逃げちゃうという部分だけしか伝わらなかった様で…。

# それにしても廊下で擦れ違う大佐殿と宗介が何とも暗い。
# 宗介を見かけて少し嬉しそうな不安な様な表情の大佐殿に対して、
# 宗介の奴は何にも言わず敬礼もせず無視ですか…。
# その後で明らかに凹んでいる大佐殿が不憫。

# 今回登場の情報部香港支局のハンターは“人当たりは”良い人物です。
# 情報部=裏切り者&嫌な奴というイメージを払拭する担当ですか。^^;
# 過去(前シリーズとか)でも描写がありましたが、ASの透明化機能は
# 動物には効きません。今回それが紫外線領域への視力、それとオゾンを
# 嗅ぎつける嗅覚と説明されました。オゾンの方は人間でも敏感な人なら
# 気付きそうですね。もっとも位置までは無理かな。
# マオ姐が香港の様子に驚き、東京がこんな事になったらという
# 台詞を聞いてふと『スピードグラファー』の世界を思い出しました。
# さて、今回は軽く挨拶程度にしか出なかった玉芳たんのAS。
# 宗介達を飛び越えた後で振り向いてから消える様から、間違いなく
# 挑戦であるとマオ姐ならば気付いた事でしょう。
# 宗介の方は、もうどうでもよくなっちゃっているのですが。^^;;;;;
## 日本での出来事を聞いたら少しは発奮するのだろうか。
# マオ姐の叱咤に本当に車を降りてしまう宗介。
# その時に見た宗介の目は玉蘭たんと同じ絶望の色…
# 今の宗介はクルーゾー中尉が心配した通りの生き延びない奴
# になっているという事ですか。

では、また。

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■■■■■■ 佐々木 英朗 ■■■■■■■
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