"Fumimaro" <nonomura_f@hotmail.co.jp> wrote in message 
news:waJPe.31029$Tf5.20450@newsread1.mlpsca01.us.to.verio.net...
> 太宰 真さんの<demf1a$3u2$1@news-wst.ocn.ad.jp>から
>>"Fumimaro" <nonomura_f@hotmail.co.jp> wrote in message
>>news:YfrPe.30984$Tf5.6217@newsread1.mlpsca01.us.to.verio.net...
>>> 太宰 真さんの<dek7oq$bf4$1@news-wst.ocn.ad.jp>から
>>>>
>>>>少なくとも日本国内的な議論としては、太平洋戦争については、
>>>>
>>>>       他国に負けたことがまずかったのであり
>>>>       それ以外に他国から戦争した事自体の
>>>>       文句を言われる筋合いにはない、
>>>>
>>>>のであります。
>>>
>>> 日本は負けて良かったのです。
>>
>
> 第二次世界大戦は、日本の革命だったのです。
> 軍部の日本制圧。天皇制の支配。治安維持法による弾圧。もはや民衆による国
> 内からの日本変革は不可能でした。山本五十六ら、軍部の中の日本変革への希

この点はそうですね。戦後、対外的な関係で当時の大日本帝国の在り方如何を
評価するときに、対内的での日本軍部、それを可能とした第日本国憲法下での
政治組織と天皇大権の存在、これには警戒を一時忘れる論者が大勢居られま
す。

実は、大日本帝国国民は常に怖ろしいほどの危険に晒されていた事を、「外」に
気を取られるあまり、関係を分けて考えなければならないことに思い至らずにか、
忘れて議論する場合が多い。

しかしあなたは常にこの点を忘れて議論する事はなかった。現在もそうですね。
すばらしい感性をお持ちだと感服いたします。

> 望を持とうとした体制内のまともな人間でさえ、日本国民による変革は、不可
> 能、絶望という国内状況でした。
>
> 戦争による敗戦でしか、この国はまともに生まれ変われない絶望的な状況だっ
> たのです。

それは言えてますね。この点については、そうなったのも当時の大日本帝国民が
だらしなかったからだとする意見が有るのを御存知ですか?大日本帝国国民は、

         (イ)頭が悪かった
         (ロ)学歴がなかった
         (ハ)貧乏で哀れな屑ばっかりだった

とするこれがそうです。yam氏を代表とする現代日本国民の貧乏人層の意見です
ね。これが分かるのは、現代の自分達に近い境遇に在ったから、とするのが、そ
の理由らしい。

> 負けて、その通り、日本は新憲法の下、生まれ変わったのです。

なるほど。以上までが、「なぜ革命といえるか」という「状況」説明されたわけです
ね。

> 革命には、国内部からの革命もありますがそれだけでは有りません。
> 日本のように、暴走軍部と、天皇制支配体制による暗黒の秘密警察国家でがち
> がちに固められ、国民からは変革の芽を完全に摘み取って国家が国民を制圧し
> た場合、第二次世界大戦に暴走する日本を逆利用して、これによって外国の力
> で日本を革命する道を選んだ旧体制内識者もいたということです。つまり、日
> 本版革命だったのです。

なるほど。以上が「革命にあたる」とする「論理」の御説明ですね。つまり、

     相手の暴力を逆利用する暴力でもって変革を遂げた、

こう仰りたいわけですね。

> 負けて、これで日本は生まれ変わる。そう信じて自己犠牲で死んでいった兵士
> は数知れずいるのです。

なるほど。

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太宰 真@URAWA