"Tomoaki Akiyama" <tomoaki-netnews@akiyama.nu> wrote in message news:83k6jmcdag.fsf@sun.akiyama.nu...
> "GON" <gon@mocha.freemail.ne.jp> writes:
> > A級戦犯とされる人たちの作戦の失敗によって多くの無駄死にを
> > 生んでしまったことに何とも思わんのかね、この人は?
> 
>  で、そのような無能な指導部を祭り上げてしまった、もしくは容認してしまっ
> た国民に責任はない、と? いくばくかの責任はあると思いますけどねえ。もっ
> とも、自分が生まれる前に爺様がやったことの責任をとれ、と言われても、正
> 直なところ困っちゃいますが。

太平洋戦争に入っていく中で議会制民主主義は停止してしまい
軍部が台頭した中で国民に選択肢はあったでしょうか?

ちょっとでも批判しようものなら非国民と言われて村八分になったり
特高に連れて行かれちゃうような中で国民に軍部の暴走を止めることが
できたかははなはだ疑問ですね。

そういう恐怖政治の中では多くの国民は体制容認以外の行動は取れるはずもなく
ただ上の命令に従うだけが精一杯だったんじゃないの?

だからこそ、戦争指導部の責任は重大だって言ってるんですけど?

例えば、正当に選挙された議会によって戦争を決断したのなら国民にも
責任があると言わざるを得ませんけど、議会制民主主義を停止してしまって
各作戦に対して国会が何ら干渉できなくなった中で、勝手に軍部が暴走して
おかしな作戦をいくつも連発して無駄な犠牲者を多数増やしてしまったことに
対する責任はやはり当時の戦争指導部にあったと言わざるを得ません。

簡単な話、戦争に関して決定権を持っていたところが一番責任があるって
ことです。特に無駄死にを大量に出したことに関しては戦争指導部の責任は
免れません。