"GON" <gon@mocha.freemail.ne.jp> writes:

> 要は民家に押し入って略奪非道の限りを尽くそうと初めから考えていた
> ような鬼のような日本兵はいないだろうってこと。

 このような人は、どこにでも一定の割合でいそうな気がしますが……。だか
ら軍規とか憲兵とかが必要なのではないかと。

> 補給がしっかりしていれば略奪なって起こらないっての!

 ソビエト軍がベルリンに突入したときとか、満州に侵攻したときとか、補給
がしっかりしていても略奪が起きた例はいくらでもありそうです。

> 戦中はほとんどの予算は軍事に回されたんじゃないの?
> いつの時代の話をしてるわけ?

 兵器の開発というのは一朝一夕にできるものではありませんから、戦時に予
算が付いたからといってすぐに一流の兵器が作れるものでもありますまい。三
八式歩兵銃や零式艦上戦闘機なんかは開戦当時は一流品だったはずですが、戦
争をやっている間にどんどん古くなって、新しい一流品を作れなかった。陸軍
機なんかは割と頑張っていたようですけど。まあ予算だけではなくて、指導部
の目算や将来予測が甘かったというのも大きな原因なんでしょうねえ。

> 装備が二流だから戦死したとでも思ってるわけ?

 装備が二流で作戦も二流。これじゃ戦死者も多いわけです。

> A級戦犯とされる人たちの作戦の失敗によって多くの無駄死にを
> 生んでしまったことに何とも思わんのかね、この人は?

 で、そのような無能な指導部を祭り上げてしまった、もしくは容認してしまっ
た国民に責任はない、と? いくばくかの責任はあると思いますけどねえ。もっ
とも、自分が生まれる前に爺様がやったことの責任をとれ、と言われても、正
直なところ困っちゃいますが。

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                                Tomoaki Akiyama 秋山 智朗
                                mailto:tomoaki-netnews@akiyama.nu
                                http://tomoaki.akiyama.nu/