Re: 論文業績の考え方
そるしすです。
Keizo Matsumura wrote:
>>特許は(ご存じの方も多いとは思いますが)アイディアそのものを
>>保護するというよりは、どうやってアイディアを実現させるかに
>>重きを置かれています。よって、基本的なアイディアを出すのは
>>1人でしょうが、それを特許が成立する具体例に仕上げるまでには
>>複数人の助けが必要という事もよくあります。ただ、どのくらいの
>
> 助けに特許性は無いと思います。あくまでアイデアを出した人が発明者
> であると思いますが。
>
>>寄与をした人なら連名にするかというのは、会社によって大きく
>>違ってくるので、単名がほとんど・連名がほとんど、どちらも有り
>>得る事だと思います。
>
> これはまったくものさしがないですね。
まあ、「〜が発明者である」ということについては、それを
判断する(特許を連名で出すか、単独名で出すか)のは、
会社の決める事ですので、何とも言えないところです。
会社の判断も時代とともに変わってくるし。
例えば、私のいた会社(某メーカー)では、10年程前は
ちょっとでも手伝っていれば連名で名前が載りましたが、
ここ5年くらいで変わってきて、基本的に1人、非常に
重要な貢献をした場合のみ2〜3人の連名という風に
変わってきています。良し悪しは別にして、一つの会社の
中でもこれだけ変化がありますので、他の、まして別業種の
会社とかがどうなっているかほとんど分からない訳で・・・
私の個人的な考えとしても、「基本的には1人だけど、
例えば、その人は実施例1しか思い付かなかったけど、
他の人が独立した実施例2を思い付いた、とかいうことで
あれば(=非常に大きく貢献をした場合は)、アイディアを
実現させる方法に重きを置いている現在の特許の精度に
鑑みて、連名とすべき」です。(ここについては、別に
議論するつもりはないです。アイディアを最初に出した
人のみが発明者であるはずという考え方も、ごく自然だと
思いますし)
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