厨子です。

"Yoshitaka Ikeda" <ikeda@4bn.ne.jp> wrote in message 
news:k9bk3d.fr5.ln@bsd.4bn.ne.jp...
>>パターン・マッチングで一群のキャンセル案件を一括する方法もありましょうが
>>誤キャンセルがないようなパターンの設計が難しいような気もします・・・。

 フォロー元が違いますが、ご容赦。
 とりあえず、remailerや認識されているopen-proxy経由での記事投稿は、
そういう対象にしてよいと思います。
 機械的に対処できますし、対象をあらかじめ公開できますから。また、その
対象に対して、異議を唱えることも可能ですから。

 著作権上の問題から言えば、cancel行為は、匿名投稿といえども、著作権法の
一部に反する可能性がありますが、remailerやopen-proxyでは、著作権上、訴えの
要件である、その人の記事の投稿証明ができません。
 元々、remailerやopen-proxyは、記事と人物の結びつきを自ら放棄しているので
すから。
 このことから、著作権上の可罰性は少なくともなさそうです。
 
>>キャンセルに対して異議申し立て→復活ってなことが技術的にできれば、
>>最初に消すまでの過程を多少簡素化して早められるかもしれないですが。
> 
> キャンセルに対して異議申し立て->再ポスト
> って感じなら受け入れてもらえるのでは。

 過去の経験からちょっと難しい可能性はありますね。
 japan.*ではcancelする手順が存在しますが、実際に実施された事例はほとんど
ありません。

 一応、

> 2.記事をアーカイブした上でキャンセル
> 3.個人情報が理由ならば個人情報を削除した記事を、そうでない場合はそのも
> のをWeb等で一時的に閲覧可能にする。

については、私の方のnetnews閲覧サービスで可能です。

 個人情報で気が付いたのですが、個人情報はいったんばら撒かれると、元への
修復が非常に困難です。
 cancelはやったほうがよいとは思いますが、どこかのサーバーには残ってしまい
ますし、cancelの到達性は保障されていません。

 投稿元のプロバイダが把握できている場合、元を断つ手段の可能性はありますが、
上記のようなremailerやopen-proxyの場合、問い合わせには応じてもらえないことが
ほとんどです。
 そうなると、元を断つのは困難ですし、そうしている間に被害が拡散しますね。


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 Naoto Zushi(厨子 直人) <news-admin@muzik.gr.jp>
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