神無月の巫女第十一話(Re:神無月の巫女第10話Re:第三四半期ラストスパート (Re: tsukuyomi))
携帯@です。
予告通り、第11話記事です。
もう我慢出来ませせん。記事書いてしまいました。
そろそろTVKの放送が終わったと思うので投稿します。
神無月の巫女第十一話「剣の舞踏会」の感想です。
未だ未放映の地域があるのでネタバレ注意よろしく。
^L
●あの日、私と千歌音ちゃんの誕生日から丁度一ヶ月
千歌音ちゃんと姫子ちゃんのファーストキスから一ヶ月。二人の間には本当に色々なこ
とがありました。お互いに大切なお友達だと思っていた千歌音ちゃんと姫子ちゃんが恋人
へと関係を進めていくのか、それとも敵同士切り結び合うのか、それとも元の鞘に収まる
のか。全く予想がつかないまま、最終決戦の幕は開きます。
# 野郎約一名のおまけ付き。二人だけのパーティーと言われたのに、ソウマを連れて行く
# なんて酷いなぁ。ソウマとも約束していたので、先約があるからと言えばそれまでだけ
# ど。
●さぁ、初めようぞ
オロチの声に誘われて、弓を引き絞る千歌音ちゃん。鏑矢というところでしょうか。八
つの首に相当する珠が世界中に散り、光の柱が天空に。
●剣神アメノムラクモ、来たりませい
流石練習を重ねただけあって、台詞に書き起こすことすら躊躇われるロボ召還の祝詞を
姫子ちゃんはすらすらと。月に出現した剣がロボ…もとい、これらは全て「神」なんだそ
うですが、地上に降下。二人で乗り込みます。ところで、本作品のOPは全て本作品の展
開の暗示に結果的になっているのですが、それだとしたらロボにはやはり裸で(ぉぃ)。
●宮様…
異変に大神神社へと避難する村人や生徒達。階段で足を踏み外した苛めっ子の手を取っ
たのは前回、「どけ!」と一喝したマコちゃんでした。まさか、これを切っ掛けに「お姉
様と呼んで良いですか?」の関係にはならないと思うのだけど。
●私、戦いに来たんじゃない! 千歌音ちゃんとお話がしたいの!
そう言う割には、ロボ(神だって)にナイト付で乗り込んできた姫子ちゃん。言う事と
行動が伴っていません。ほーら、千歌音ちゃんがお怒りです。一人で私のところまでいら
っしゃいと言いロボ(神です)、タケノヤミカズチに乗り込んだ千歌音ちゃん。この後の
展開考えると、実は姫子ちゃんがロボを降りて一人で行けば、無駄な戦いはしなくても良
かったのでは…?
●ツバサ兄さんの抜け殻如きが、剣の神に勝てるつもりか!
流石、剣神アマノムラクモ。あっさりとこれまで倒した再生ロボ(神です)軍団を瞬殺
です。もっともその反動で、ソウマの呪いも進んでしまったみたいですが。
●糞。まだだ耐えろ。ここで俺が倒れたら、誰が姫子を守るんだ
千歌音ちゃん。
●ごめんね。あたしの力が足りないから、あたしが恐がりで弱虫だから。
タケノヤミカズチに肉薄したアマノムラクモ。しかしタケノミヤカズチは他のロボと合
体して進化。アマノムラクモのピンチ!
こんな時でも姫子ちゃんは自分が悪い自虐モード。
●俺にオロチは止められない。でも、姫子が姫宮を止めることなら出来る。
身の程を知ってますな、ソウマ。千歌音ちゃんを止められるのは姫子ちゃんだけです。
●俺が姫宮までの道を作る
約束を果たすまで、俺は倒れたりしないそうで。確かに、倒れませんでしたが。しかし、
報われないな、ソウマ…。
●振り返るな、行くんだ
戦いの中、道は作ったもののオロチに飲み込まれかけたソウマは姫子の背中を押して先
に進ませます。絶対帰って来るからと言い先に進む姫子。その背後で石になっていたソウ
マ…。
すまんソウマ。お前など要らんと言っていた私が馬鹿でした。君こそ男の中の男だ(報
われないけどな)。
●さぁ、いらっしゃい、姫子。私が殺してあげるから
ギロチの鎖、ルージュ、注射器、ペン先の攻撃を剣であっさりと片づけていく姫子ちゃ
ん。「邪魔しないで!」と姫子ちゃんが叫んだ時の「え…」という千歌音ちゃんの表情が
印象的です。
●月のお社。私達の前世。魂の故郷と言っても良いわ
姫子の前に現れた千歌音ちゃん。そこは、月の社。二人の前世での居場所みたいです。
この場所を覚えていない姫子に「その方が良い」という千歌音ちゃん。二人の前世とはど
んなものだったのでしょうか。
●まずお茶にしましょうか。
この期に及んで二人で和もうとするとは思いませんでした。バラ園、乙羽さん他メイド
さんが登場。
●確かめに来たの。千歌音ちゃんの本当を。
姫子ビジョンの千歌音ちゃん。「強くて優しくて素敵」で、こんなこと出来る人じゃな
いそうです。判ってない、まるで判ってないぞ姫子ちゃん。
千歌音ちゃんが姫子ちゃんを襲ったり、オロチになったことを自分のことが嫌いになっ
たからとしか考えられない姫子ちゃん。何処までもネガティブ思考です。
●良いわ。教えてあげる。あなたの身体にね。
あんなことやこんなことをするのかなぁと妄想のネタを提供…と思ったら、その後で妄
想通りのことを千歌音自身の口と行動で表現していたのがナイスです。ここまでガチで剛
速球を投げてくるとは。
●千歌音ちゃんの愛の囁き
千歌音「あなたが好きなの。あなたの瞳が好き。春の銀河のようにきらめく瞳が。春の日
差しのような優しい眼差しが好き」
千歌音「あなたの髪が好き。そよ風にきらめくシルクのような、さらさらの髪が好き」
ここら辺で千歌音ちゃん、頬を赤らめてます。
千歌音「あなたの唇が好き。蜜のような口づけをくれる。切ない吐息を聞かせてくれる唇
が好き」
…と顔を近づけて囁く千歌音ちやん。行けー! そこだー!
千歌音「あなたの声が好き。高くて甘い、心にしみ通る澄み切った声が好き」
…と恍惚の表情を浮かべて剣を振る千歌音ちゃん。
逝っちゃってます。
千歌音「あなたの身体が好き。抱きしめると折れてしまいそうな、華奢な腰が薄くて、で
も形の良い胸が重ねた肌から伝わってくる温もりが好き」
腰に手を回して、胸をなで回す千歌音ちゃん。そこまでするとは思わなかったので吃驚。
千歌音ちゃんの褒め言葉、見事にポイントを突いてますね。それにしても姫子ちゃん、感
じやすいのね…。
千歌音「でも、一番好きなのは、あなたの心。脆くて傷つきやすい。でもどこまでも純粋
で美しい。決して誰も責めたりしない。全てを許す、優しさに満ちた魂が」
胸の谷間に顔を埋めて動かす千歌音ちゃん。矢張りおっぱい星人(違)?
千歌音ちゃんの好きな姫子ちゃんの「心」
姫子ビジョンの千歌音ちゃんも思い込みですが、千歌音ビジョンの姫子ちゃんも、自分
が保護者になれると同時に、甘えることの出来る存在ということで、かなり自分に都合の
良い存在と見ている気が。
千歌音「あなた以外のモノなんかもう何も要らない。ただ、あなただけが欲しいの。貴方
と私、二人だけの永遠の夜が。なのに世界には余計なものばかり。私達の間に図々
しく割って入ってくる、邪魔者ばかりだから。だから消すの。全部ね」
決して認められない女性同士の恋愛感情。
千歌音ちゃんの中にある世間の「常識」が、彼女を縛り付けていたのですね。大丈夫で
す。自分の姫子ちゃんへの想いを彼女を怖がらせずにカミングアウトすることさえ出来れ
ば、新しい世界が開けます(そうかぁ?)。
千歌音「さぁ、続きをしましょう。もっと本当の私を刻み込んであげる。だから姫子も私
に刻んで。あなたを刻んで頂戴。ね、姫子」
姫子ちゃんが「千歌音ちゃんの本当」を知りたがっていたのと同様に、千歌音ちゃんも
「姫子の本当」を知りたがっているということですね。つまり、千歌音ちゃんも姫子が自
分の心の内の全てを晒しているのでは無いと感じていると。千歌音ちゃんが姫子ちゃんに
何を期待しているのかと言うと…やはり、自分の想いを正面から受け止めて欲しいという
ことかな?
●踊りましょう、姫子。命果てるまで。剣のワルツを
再び、姫子ちゃんに斬りかかる千歌音ちゃん。オロチは所詮愛だのと言っても形を変え
た我よと喝破しています。千歌音ちゃん、姫子を独占したかったんですね。
●それは嘘だからだよ。
姫子「どうして、どうしてそんな嘘をつくの? 千歌音ちゃん、全然楽しそうじゃない。
笑ってるのに、嬉しそうに見えないよ。千歌音ちゃん、前に私に言ってくれたよね。
私のしたいこと、絶対止めたりしないよって。私だってそうだよ。千歌音ちゃんの
したいことなら、応援したいよ。でも、今の千歌音ちゃんを見てると、胸が痛くな
る。凄く辛いの。何でそんな風に思うのかな。それは嘘だからだよ。今の千歌音ちゃ
んが本当じゃないから、千歌音ちゃんの大事な人を、千歌音ちゃんのことを大好き
な人達を要らない訳ない。平気な訳ないもの。私のこと許せないならそれでも良い
よ。どうしたって良いよ。きっと私が、私がいけないに決まってるから。でも、千
歌音ちゃんに嘘つかれたまま終わる方が。ううん。そのことで千歌音ちゃんが、辛
い思いをしてる方が、ずっと嫌なの。だから教えて、千歌音ちゃん。本当のことを
教えて」
ここまでされても自虐モードの姫子ちゃん。どうしたって良いよと折角姫子が言ってく
れるのですから、ここは据え膳喰わぬは(違)。
姫子ちゃん、今の千歌音ちゃんが本当で無いと言いますが、今、目にしている姿も本当
の千歌音ちゃん何です。いい加減現実を見て、その上で受け入れましょう(違)。
千歌音ちゃんの胸元で泣いている姫子ちゃん。判ったわと言った時に姫子が見せた笑顔。
それで目出度し目出度し…になる筈もなく。
●これで良いでしょう。続きをしましょう。姫子
姫子ちゃんとの愛のため、地球を滅亡させちゃいましたよ、千歌音ちゃん。いや多分、
先程自分で言ったように、オロチの力によるイメージ映像だと思うんですけど。
●そう、そうよ姫子。
大切な人が居た地球を滅亡させられたことで、姫子ちゃんが感情を爆発して千歌音ちゃ
んに斬りかかる。それを余裕で回避した千歌音ちゃんの剣の切っ先が、姫子の巫女服を切
り裂き、貝殻のペンダントが千切れて飛んで…。
ここで貝合わせの貝が出ますか! 本シリーズ、意外とシリーズ構成がしっかりしてい
ます。
それに目を取られたのが運の尽き。無我夢中で振り回した姫子ちゃんの剣が千歌音ちゃ
んを貫いたところでEDに。
千歌音ちゃんが見た前世とは全く逆の展開に。千歌音ちゃんが陽の巫女の服を着ていた
のは、自分が今度は殺される番だという覚悟だったということなのかなぁ。
2chの神無月スレで、本作品は姫子ちゃんと千歌音ちゃんの間で交換関係が成立してい
るという書き込みがあって、
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/anime/1102672029/275
第1話で千歌音が救った命を姫子が今度は返すという予想があり、成る程と思ったので
すが、実際はどうなるんでしょうか。
公式サイトのスタッフ書き込みを読む限りは、鬱EDにはならない様子ですが…。
しかし、本作品の場合、みんなが幸せになるEDが難しいですね…。
最終話がますます目が離せなくなりました。
では、また。
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