Re: 地磁気の自転
石原@ザ・ランスです。
In article <3990783news.pl@rananim.ie.u-ryukyu.ac.jp>, kono@ie.u-ryukyu.ac.jp says...
>問題は、局所的な電位差を測定して、それが磁場の効果か、電場の
>効果かを区別できるかってことで、それは、実は、「見る座標系の
>速度によって、磁場の効果か、電場の効果かは異なる」ってのが、
>ローレンツ変換なんです。
今考えてるのは、ひとつは荷電ないし回路が地球と一緒に自転している。
一方、地磁気という静磁場がある。このふたつの間に相対的な運動があるのかどうかと
いうこと、と思います。
回転を考えると面倒なので、地球自転の周期に比べて充分短い時間内で考えて、
「地球と一緒に自転」は等速運動(慣性系)で近似できるとしましょう。
この慣性系で見るのと、もうひとつ磁場に静止した系で見るのとでは、
たしかに河野さんのおっしゃるとおりなんだけど、
このふたつが、同じものなのかどうか、が問題なんだろう。
単に共変的というんじゃなくて、全く同じ電磁場なら、
このふたつの系は静止しているはずで、もしそうなら嬉しいけど
本当にそうなのかどうかを確かめる方法はあるのかどうか、
という問題だと思います。違うのかな?
もっとも地磁気を静磁場と捉えられるのは一方の系だけかな?
もしそうだとしても、自転速度は光速に比べて非常に小さいから、
一方で静磁場なら、他方でも非常に良い近似で静磁場だろうと思いますが?
>回転している荷電は磁場を生じるわけですけど、荷電と一緒に
>回転している系から見て、磁場は存在しないと言えるか? って
>な問題なわけなんですが...
え、言えないんですか?
ま、ともかく回転はちょっと置いときたい。
--
石原 幸男
<Yukio Ishihara of theR.A.N.S.>
ishihara@y.email.ne.jp
http://www.nn.iij4u.or.jp/~therans/
黍粥は塩に椰子油にサザエ・イソノ祝う隣で虚仮にするまで(詠み人しらず)
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