石原@ザ・ランスです。

In article <1nO6d.7$2w.1@news7.dion.ne.jp>, dh.shiozaki@s3.dion.ne.jp says...
> 大気の分子(の質量)と、地球の質量(重心=中心に全質量が集まっていると
>考えてよい)はお互いの引力引き合っています=万有引力。いわば見えないロー
>プ(この距離なら引力は事実上瞬間的に伝わるので、たわまないロープ=変形し
>ない棒というイメージ)でつながっているという感じです。それで地球と一緒に
>回っている。

おっかしいな。汐崎さんはほんとにこれで納得できたわけ?
最初の疑問に何も答えてないと思うけど。

大気の分子と地球が万有引力で引き合ってるってのは誰も否定してないよね。
「あたりまえ」だから誰も言ってないだけ。
さて、万有引力で引き合ってるものとしては、他にも、太陽と地球、太陽と他の惑星
などがあります。ところが、万有引力で引かれる物の軌道では「角運動量」が保存する。
このことはニュートン力学以前から「ケプラーの法則」として知られてることです。
惑星の軌道はまさにこのようなものです。
だから、地球と大気分子も万有引力で引かれてる*だけ*だったら、角運動量の保存により、
地上10000m あたりでは 1.5m/s 程度の東風がそよそよと、しかし*永劫に*吹きつづけるはずです。
この結論を認めるんですか?だったら何も言うことはないけど。

In article <415BEB95.C461B834@yahoo.co.jp>, fi_sawaki@yahoo.co.jp says...
>
> うーん、静止した状態から始めてみたり、大気や海水の起源が地球外に
>あるような発想の下に思考していたりする点が納得できない、ということです。

佐脇さんの見解は「惑星としての地球の歴史」という観点からのものですよね。
そしてそれは大筋においては正しいと思います。
一方、私のは古典力学という観点です。
そういういくつもの観点があっていいと思うし、
それらを総合しないと本当のところはわからないんじゃない?

> そういえば、地球外から水がやってきたという説(というか本。「灼熱の氷惑星」だった
>かなあ?「と」っぽい感じ。)もありましたね。何万年かに一度地球に近づく惑星があって、
>そこから水がやってきたというこ話だったか?ノアの方舟の話に出てくる大洪水は、その水が

その場合でも、何億年もたったら、たぶん地球の自転に同期するだろうと私は考えます。
その原因はやっぱり粘性しかないんじゃない?

-- 
 石原 幸男
<Yukio Ishihara of theR.A.N.S.>
 ishihara@y.email.ne.jp
 http://www.nn.iij4u.or.jp/~therans/
黍粥は塩に椰子油にサザエ・イソノ祝う隣で虚仮にするまで(詠み人しらず)