てつたろです。

もう一本と合わせようか迷ったんですが
面倒だからそのまんま投稿。

"Shinji KONO" <kono@ie.u-ryukyu.ac.jp> wrote in message
news:3990487news.pl@rananim.ie.u-ryukyu.ac.jp...
> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

お疲れさまです。

> In article <chr1q7$6ec$1@news511.nifty.com>, ikkou
<ikkou@mx12.freecom.ne.jp> writes
> > より安全な食品を求める消費者には、妥当な処置です。
>
> だったら、国内産の牛肉も輸入禁止に対応して販売禁止
> にするべきなんじゃないの?

米国産の牛肉も検査すれば受け入れると言って
いるのに。

> そのあたりの基準が良くわからん。

なぜ?
日本と同じ基準を要求してるだけじゃあり
ませんか。
(是非についてはご意見がおありでしょう
が「基準が判らない」とは思えませんが)

> BSE牛の発生数は、
>
>    日本は感染が11頭
>    アメリカは1頭(カナダから輸入)

米国はそのBSE感染牛の肉を市場に流通させて
しまいましたがね。
日本は「始末した」積もりでいたら実は肉骨粉
にしてしまい、それはそれでふざけた話でした
けど。

> ですよね。僕は、アメリカ牛の方が安全だと思うけど。

米国のGBRはレベル3ですけどね。
http://lin.lin.go.jp/alic/week/2004/aug/639eu.htm

> そういう数字は関係ないの?

日本は全頭検査の結果11頭、しかも30ヶ月
未満の子牛に対する検査を行った結果、2頭
のBSE感染牛が我々の口に入る前に差し止め
られています。
つまり30ヶ月未満の検査を行わなかった場合
より安全性が確実に向上しています。

米国は「自国産の牛に狂牛病はいない」と
の前提で0.05%しか調査していませんでした。
(以前のデータだから今はもっと向上させて
いる可能性が有りますが)

・カナダでBSEが見つかってからも昨年4月
 までカナダ産牛肉の輸入を続け、しかも
 一部しかBSE検査を通さず流通させたり、
・あげくBSE感染が発見された肉(カナダ輸入
 牛)を回収せずに流通させたり、
・脳に異常が見られた牛の検査要求を農務省
 の上級検査官が「不要」と切り捨てたり、
 (口止め付き)
・政府が禁じているにもかかわらず、肉骨粉
 を使い続ける業者が大勢いたり
するにも関わらずです。

> 無効な検査を追加すれば、より安全になる、あるいは、全数検査
> で安全になるっていう嘘を広めるのに成功したのは何故なんだろう?

ことが命に関わる問題だけに、少しでも安全
性が増す可能性があれば縋りたいのは人の性
でしょう。

問題はそれを「嘘」と断じる十分な根拠が
あるかです。
真実の可能性があるグレイなら、安全な方を
採用します。
その点で、私は「20ヶ月以下はBSE検出不能」
という情報であれば、それが間違いである
可能性があったとしても信じたほうがいいと
思っています。
なぜなら、それは「20ヶ月以下の場合、検査
にかからなくてもBSE感染牛である可能性が
ある」ということだからです。
いずれにせよ、今朝の新聞で「米国からの
輸入牛肉の80%は20ヶ月以下」という記事を
読んで、「これで輸入が解禁されるなら確か
に『20ヶ月以下』なんて無意味な制限だな」
と思いました。

私は牛肉には産地と月齢を明記して欲しいと
思います。

> ちなみにオーストラリアは全数検査ではありません。

豪国はGBR1ですね。
ちなみに日本は実質GBR3相当なので、豪国より
も厳しい検査体制が必要だと思います。

> 検査すれば100%見つかるとか、抜き取り検査では見逃す確率が100%
> とか思っているのかなぁ。ひっかかっているだけだと思う。

100%でなければやる価値はありませんか?

・抜き取り検査より全頭検査の方が発見率は
 高い。
 (全頭検査で11頭発見できたものを0.05%
 の検査で発見できる期待値は?)
・24ヶ月未満の牛でBSEが発見された以上、
 20ヶ月以下の牛でBSEが発見される確率も
 決して"0%"とはいえない。
 (「20ヶ月以下検出不能」とした科学的根拠
 が不明確)
と思っています。

> 結局、国内生産者の保護のために嘘の情報を流しているっていう
> 日本のBSE問題を生んだ構造そのままじゃん。何故、それを批判
> しないのかなぁ。

「国内生産者の保護」が目的なら豪国の牛肉
も「全頭検査」要求したほうがいいですね。
なぜしないのだろう?

というか、河野さんはなぜに米牛を安全だと
信じているのだろう?
米国内ですら、
「ひき肉は自宅で作れば安全」
(新聞記事)とか、
「小さな子供がハンバーガーを食べているの
を見て、非常に危険だと憤りを感じた」
(農務省幹部発言)とか、
「米国の狂牛病検査態勢は世界最低の水準」
(獣医や食品検査官の意見)とか、
言われているのに。

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