久野です。

katoh@pop12.odn.ne.jpさん:
> う,実はそれも難しいんですよね.LISP で書いたエキスパートシステムの
> 類で展開されるノード数の最大値なんて...単純に(ワーストケースを)
> 求めたら非現実的な値(まず間違いなく指数関数オーダー)になるだろう
> し...とは言え,それを前提にしないことには具体的な話ができないの
> も,また確か.

  そういうことだとハードリアルタイムは難しいですね。

> #だからC(か FORTRAN)で作ろう,って話になってしまう...言語の問
> #題じゃないんだけど...

  ですよね、データ量が上限設定できないと言語に関わらず無理。

> 残念ながら実機は固定できません.市販ソフトウェアですから,どんなハー
> ド上で使われる事になるかは,売る方の与り知らぬところです.
> #起動時にベンチマークでも測るか...?
> #それでも他のタスクが有ったら...とか考えると,専用機というか,
> #ハードと組でシステムとしてしか売れなくなっちゃうわけで...これも
> #困る.

  ハードリアルタイムを標榜するなら、上記のことはすべて買った人が
当然やるべきことです。実機で計測してチューニングとか、他のタスク
がハードリアルタイムタスクの資源を奪わないようにするとかも。売る
方はマニュアルで設定方法を明記すればそれでいいと思います。

  本当にハードリアルタイムを目指してます? 設定されたデッドライン
をミスしたらアウト? 爆発します? 「ユーザにX秒以内に応答」とかだ
とそれはソフトリアルタイムですよね。

> 上にも書いたとおり二番目が難しいんでねぇ...量だけなら仮想記憶にす
> るとか(今はメモリも安いから)目一杯実装するという手もあるんです
> が...

  仮想記憶…そんなのしたら即アウトじゃん。

> #それに,そんな事を気にしなくて済むのが LISP を使う利点の一つではな
> #かったかな,とも思ったり.

  気にしないで済むようなのはハードリアルタイムじゃないです。

            本当にハードリアルタイムを目指してます?       久野