Re: 世界規模の間違い
takehiro yanagiさんの<caqrnq$282j$1@news2.bekkoame.ne.jp>から
>池田尚隆君、先ず君が認めたのは次のb】であることを確認しておく。
>
>b】情報伝達(光)速度の有限を考慮すると、
>同時性に基づく相対関係が成立しなくなる。
>自然現象である光速度の有限性をなくすことは出来ないから、
>時間的な操作を考える。
>
>> まあ、これはいいとしましょう。(池田 wrote 2004.06.15)
訂正。いいとしてはいけないです。
「現にそこに存在する」のなら、観測から同時に組み立てなおせば相対関係は
成立します。
あるいは、どこにあるかは現実に観測される必要はなくて、時刻-位置の関数
がわかっているのならそれに基づいてある同時の位置を計算するだけです。
>それでは、少しずつ問題点を片づけていこう。
>
>a】予め、複数の物の存在がなければ思考は生じてこない。
>言い換えれば、相対関係の成立が学問の出発点となる。
>これが思考原理である。但し、精密学問では更に以下の事項も
>考慮しなければならない。
こんな原理不要です。
>池田 wrote:
>>思考なんてものを仮定する必要は無いと思うけど。
>>一般にニュートン力学の第一原理は「一個の質点」と「外力」だけで
>>定義可能な「慣性運動」です。
>
>指摘1
>相対関係が成立しないと思考が生じてこない。そして、
>「但し、精密学問では更に以下の事項も考慮しなければならない」と、
>断っているように、後の思考と時間や時刻の関係の議論に必要である。
>論文を良く読め。
思考があるかどうかなんて関係ないです。
二つの物体があれば、相対関係は存在する。
それ以上のことは必要はありません。
>指摘2
>先ずは、正しいか、間違っているかの返事を明確にすること。
>必要があるか、必要がないかは総合的に決まってくる。論文を良く読め。
Yanagi氏の論は間違っています。それを指摘しているのに、
指摘しているところを理解しようとしているものだから苦労してます。
>指摘3
>「一般にニュートン力学の…定義可能な『慣性運動』です」なんて、
>定義の議論はここでやっていない。
ここで扱う、「慣性運動」が私の知っているニュートン力学のものと
Yanagi氏の脳内のものが一致しているかどうか自信がないので書きました。
>b】情報伝達(光)速度の有限を考慮すると、
>同時性に基づく相対関係が成立しなくなる。
>自然現象である光速度の有限性をなくすことは出来ないから、
>時間的な操作を考える。
>
>>まあ、これはいいとしましょう。
訂正。光の速度が有限であったとしても、観測には影響するが、
実際にそこに「ある」という事実はかわらない。すなわち、光の速度が有限で
あっても同時性に基づく相対関係は成立する。すなわちYanagi論は誤り。
>c】時間の性質を知らなければならない。幅のある時間は、
>幅のない時刻との相互定義で成り立つことが分かる。
>従って、時間は、ある時刻と次の時刻の間で規定される。
>
>>以前から主張しているとおり、
>>時間は「どんな慣性系でも同様に測定可能」です。
>>相対論的に言えば、同時性はかならずしも成り立たないので、
>>時刻の定義は「慣性系ローカル」な話になります。
>
>指摘4
>時間の定義に関する議論であって、時間の測定の議論ではない。
>この指摘に対する回答をせよ。
相対論的な話をし始めれば、「時間はどのような慣性系でも一定」だが「時刻
は一定ではない(慣性系依存)」です。だからこそ、時間が先に定義され時刻
は時間を元に定義されることになります。
>>どちらにしても、時間が先に定義され、時刻の定義があとになるといえます。
>
>指摘5
>時間の定義をせよ。
ある種の確定的反応がおきる間隔を基準として他の間隔をそのスカラ倍であら
わす。それを時間と言う。
たとえば、「光がある有限長の長さの距離を移動する間隔」などがあげられ
る。時刻は基準点からの時間であらわされる。
>以上、五つの指摘の回答をせよ。
そもそも、ちょっとYanagi氏がどういう思考をしているのか詳しく知りたいの
で、ちょっと質問をします。別記事で投稿します。
--
Yoshitaka Ikeda mailto:ikeda@4bn.ne.jp
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735