"Junya Suzuki" <PP6J-SZK@asahi-net.or.jp> wrote in message news:408a514d$0$19839$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp...
> 「自己責任」批判論の代表例がこれですが、人質家族が政府批判をした
> ことについて3行だけで述べているだけでしかもピントがずれています。
> http://www.asahi.com/paper/editorial20040421.html
>  人質の家族が、犯人が解放の条件とした「自衛隊の撤退」を政府に求めた。
> それを批判する人々も「自己責任」論をあおった。「助けを求めながら国に
> 逆らうとはどういうことか」という主張だ。そんな感情論は不幸と言うしかない。 
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> 全文通しでおかしな部分だらけですが「助けを求めながら国に逆らう」から反感を
> かったのではなくて「自分の責任を棚上げにして政府の責任にする」から批判された。
> それは「感情論」ですか?。都合の悪い主張を「感情論」として切り捨てるのはとって
> もイージーで楽な主張ですね。そんなもの「論」じゃないけどね。

確かに。

そもそも彼ら家族を批判している人たちは「助けを求めながら国に逆らうとは
どういうことか」なんて言ってませんよね。むしろ「人質を助ける」=「自衛隊撤退」
という初期の時点での熱狂的で短絡的な動き(これこそ感情論だと思うのだが)
に対して「それってちょっとちがうんじゃないの?」っていう一種の違和感の表明
なんだと思うけど。

この件がこれ程までに議論を巻き起こしているのは結局のところ家族の対応ですよね。
もっと謙虚な態度で対処していたらこれほどまでに批判を招くことはなかったでしょう。

でも、家族を守ろうとの必死さからああいった行動に出てしまったのかもしれませんから
そこらへんは割り引いて考えてあげたほうが良いと思いますけどね。情報が限られている
中、自分の家族がああいった状況に追い込まれたら冷静でいられるかわかりませんしね。