In article <3989594news.pl@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp>, 
kono@ie.u-ryukyu.ac.jp (Shinji KONO) wrote:
:結局、アメリカは民間レベルでのBSE全数検査も拒否したみたいで
:すね。

民間が自分で検査したいというのに、やらせないというのは不思議なものです。

:日本の業者の懺悔的な全数検査のコス
:トを消費者に押しつけていることに気付かない程、日本の消費者は
:馬鹿だと思っているのか? 

なんだか『日本の消費者』とはなんのこと?と聞きたくなる文章です。

   河野真治個人
   消費者の大多数
   マスコミの論調

いろいろあるでしょうが、ここでは、多分一番上の場合なんでしょうね。
全頭検査は日本の政治的な要求の結果です。日本の国民はそのリスクを
金で解消することを選択しているのだから、全く『科学的』なんじゃな
いかと思います。自動車の保険は高すぎるから『無保険』でいくべきだ、
という風の『科学的』意見もあるのでしょうか。

実際、CJDの発生のリスクは分からないんですよね。統計的には、潜伏期
十年で、狂牛病3000頭あたりに一人死亡するというのが英国の経験です。
米国では、New Jersey州(ニューヨークの西隣)で、13人程若年性CJD
が発症して、同州の議員がCDCに調査を要求しています。少しずつ不安が
広がっている状況です。

: 次は僕達は何を食べれば良いわけ?

河野さんは無検査の牛肉を食べていれば良いのでは?
アメリカならどこでも売っています。

:それよりは、国際的な基準を日本の畜産業者がちゃんとクリアして
:いることを示した方が、まだ、日本の畜産業者の未来につながると
:思う。

全然。米国は日本産牛肉を禁輸しているんだから、どこにも繋がっていない
のが現状です。現実と違う思い込みを垂れ流されても、どうしようもないで
す。