Re: My precompiler
しらいです。
In article <0lk4c.5$sq6.3@news6.dion.ne.jp>,
5470k0 <m4r1mur4@d2.d10n.n3.jp> wrote:
>昔、「Cプリプロセッサ パワー」とかいう本を読んでびっくりしたこと
>を思い出しました。
>#define begin {
>#define end }
>とかやって、文法を変えていくんですが、
>巻末のサンプルプログラムはほとんどCとは別物でした。
Steve Bourne 氏の書いた Bourne shell の source が正にその
パターンですね。私にはあれは読みこなせませんでした。
現物は下記 URL の Unix Archive Site からを拾って確認して貰
うとして、この言語は Algol をベースにした Bournegol という言
語なんだそうです。
http://www.tuhs.org/archive_sites.html
macro で置換えられる程度の変更なので、文法構造自体は C と
同じなのですが、{} も含め C の標準的な statement が殆んど現
れないので全く別の言語にしか見えません。
これが 4.3BSD の頃辺りになると Bourne 氏以外の手が加わって
くるのか、普通の C の code まで混在してしまうので、もう何が
何だか判らなくなってきます。
一切外に出さない source ならともかく、他人に見せる可能性が
少しでもあるなら、多少のデメリットがあったとしてもスタンダー
ドなスタイルを崩さない方がいいんじゃないかと私は思います。
後で他人がメンテ出来ないようだと色々困りますからね。実際、
Bourne shell は Sun OS 以外では他の互換品に置換えられてしま
いましたけど。
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しらい たかし
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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