萩原さん wrote...
Message-ID: <c0g5vl$16bk3u$1@ID-83482.news.uni-berlin.de>
> 吉野家ではそれも不可なんだそうですね。一般的な豪州産牛は脂肪
> 分が少なすぎてあの脂身たっぷりの牛煮込みができないんだそうで……。

豪州産牛は価格が安い上に脂肪分が少なく健康的なとこに価値がありますもんね。
同じ輸入牛でも、米国産牛とは対象となる消費者がまた違う。

# うちはすき焼きなど煮込み系の料理には国産牛を使いますが、それ以外は豪州
# 産牛を使っています。米国産牛はちょっと臭みがあるので避けてます。あれを
# 美味しい牛丼にするのは吉野家の企業秘密なんだろうなぁ。

Yoshidaさん wrote...
Message-ID: <c0hbjc$sbs$1@dccns.dcc.co.jp>
> 現在は必要なスペックを必要量確保するのは無理ということでしょう。

そもそも、米国産牛が禁輸されたから日本向けの生産量を上げてくれと言われても、
豪州の畜産農家は絶対に応じたくないでしょうね。仮に今から増産態勢に入っても
精肉として出荷するためには最低2年はかかるわけで、いくら何でもそれまでには
米国産牛の禁輸は解除されているはずだもの。過剰生産で損をするのがミエミエ。

で、その辺の事情は日本の畜産農家だって全く同様なわけで。
河野さんや GONさんに限らず、今回の禁輸処置を「自国農家保護の非関税障壁」だ
と批判する論調は巷でも少なからず出ているみたいですが、ちゃんと考えればそれ
が如何に的外れな非難であるか自明だと思う。

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中本徹也 (NAKAMOTO Tetsuya) @ HACHIOUJI City, TOKYO.
tetsuzou@pop02.odn.ne.jp