In article <800c7853.0401242019.38c589fe@posting.google.com> eurms@apionet.or.jp (M_SHIRAISHI) writes:
>遅かりし蔵之助。(゜д゜)

どうでも良い話かも知れませんが、「遅かりし」なら内蔵助 (「蔵之助」ではな
い) ではなく由良之助でしょう。四段目ですね。尤も、よく「遅かりし由良之助」
と言われる物の、義太夫ではそう云う文言は無かった様な気がします。刀を腹に
突き立てた後とは言え存命中に会って、「存念」を阿吽の呼吸で受け取っている
ので、ある意味「遅かりし」じゃないし。
ついでに言うと、史実は大石内蔵助良雄です。内蔵助は赤穂に居て、報せを受け
た時点では既に切腹の後だった筈です。当然切腹の場に駆付けるなんて事はして
いない。
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                                椎野正元 (しいの まさよし)