GONさんの<bqnula$s2k$1@news511.nifty.com>から
>"Shiro" <h9shiro@tky2.3web.ne.jp> wrote in message 
>news:bqnmd3$1552$1@usj.3web.ne.jp...
>>  国家に対する無条件降服はそれまで行われた事のない無茶な要求です。その
>> 無条件降服を受け入れ可能だったとする論拠は何でしょうか。
>
>無条件降伏は受け入れられないからといって特攻が正当化されるのでしょうか?

 他に良い戦法が無ければ特攻は正当化されると思います。日本が特攻無しで
戦果を上げられる良い戦法が有ったのでしょうか。

 連合国が無条件降伏を要求した事は正しいという考えなのでしょうか。


>むしろ、そういう状況まで逝かないとわからない当時の軍部(今でいう官僚組織)
>のほうが問題なのであって、無条件降伏なんて要求されるより前にすでに制空権
>は取られて形勢は完全に不利な状況で戦争が続行できると考えていたこと自体
>思慮に欠けます。

 制空権を取られた時期はいつとの考えなのでしょうか。

 制空権を取られた段階で日本から条件付降服を申し込んだら、連合国が受入
れたと思いますか。


>しかし、当時の価値観では人の命なんて大したことないといった風潮が国民全体
>に浸透していたわけですから、そういう悲惨な状況まで追い込まれてしまったこと
>自体不可避だったのかもしれません。ある意味、そういった軍国論理がとことん
>まで逝って完全否定されたことが結果的には戦後の日本にとっては良かったの
>かも知れません。

 「当時の価値観では人の命なんて大したことないといった風潮が国民全体に
浸透していた」との事ですが、その論拠となる物を教えて下さい。


>>  「無駄とわかっていながら」との事ですが、その様な事を発言している
>> 「当時の中年オヤジの上層部」の具体例を教えて下さい。
>
>これは訂正。そもそも”無駄とわかっていたら”特攻なんてバカなことは
>しませんよね。

 「無駄とわかっていながら」という発言が変だと思ったから、質問しまし
た。回答から言えるのは、GONさんの発言は戦争中の指導者を悪く言う為の作
り事だった、です。

 
>それでは逆に質問しますが、特攻が”無駄じゃない”と考えた根拠はどこに
>あったのですか?もし、特攻攻撃が成功してたら形成を逆転させる見通し
>はあったんでしょうか?

 戦争中の指導者が特攻をどう考えていたかを知りたければ、GONさんが調べ
れば良い事であり、「形成を逆転させる見通しはあったんでしょうか?」など
と言う前提を置いて他人に質問するような物ではないと思います。


>>  226事件の青年将校から考えると、「若い世代」の方が「中年オヤジ」よ
>> りも過激な行動を取る可能性が高いと思います。
>
>中年オヤジの腐敗に怒った跳ねっ返りが起こしたものでしょ。若い世代は
>極端に走りやすいでしょうがそういう状況を作った責任は中年オヤジの側
>にあるのでは?

 連合国の国家に対する無条件降服と言う無茶な要求が、「若い世代」を極端
な行動に走らせるという状況を作ったのだと思います。
 連合国の要求が受け入れ可能の物なら、「中年オヤジ」が煽っても「若い世
代」は極端な行動に走らないと思います。


>>  「戦後の原動力」とは具体的には何を指すのでしょうか。
>
>軍国論理の完全崩壊が国民のベクトルを民主主義の方向へ
>向かわせることができたわけですね。もし、軍部が残ってたら
>不可能だったでしょうね。

 この文章と「戦後の原動力」との関係が分りません。
 「戦後の原動力」とは、「戦後の民主主義の方向への原動力」と言う意味で
すか。

# 軍国主義という言葉は良く聞きますが、「軍国論理」と言う言葉は
# 初めて聞きました、軍国主義とどう違うのでしょうか。