Re: 許容と行為 (Re: 許容要素
被害と迷惑の違いがよく分かってないようですね。
前から言ってるように、被害が生じたからと言って迷惑が生ずるとは限りませ
ん。
# 気付かない場合など
被害と迷惑が比例関係にないわけですから、一つの行為に対して「被害の問題」
と「迷惑の問題」を両方論ずることは無駄ではありません。
! "<3f9fc8e2$0$19835$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>" という記事で
! Wed, 29 Oct 2003 23:04:38 +0900 頃に wacky さん は言ったとさ:
> 「被害を受けたこと」自体を「迷惑」と称するのはまあ個人の自由ですが、
それは日本語として間違ってます。
「迷惑」ってのは、他者から何等かの影響を受けたことによって生ずる、心理
的な変化です。
その影響が被害と呼べる場合もあるし、そうでない場合もあるというだけの話
です。
# ちょっとややこしい話をすると、迷惑を被ったことを「心理的な被害を受け
# た」と言えなくはない。ただ、まあ、程度問題だし、ここで言う「被害」は
# 「心理的な被害」を想定してないだろうから、とりあえず置いておく。
> そ
> れって結局は*被害を取り除けば自動的に迷惑も無くなる*わけですから「被
> 害の問題」なわけですよね。「被害」と「迷惑」の2つが存在するのではなく
> 「被害」を生ずるような状況まで含めて「迷惑」と呼称しているだけのことで
> しょう。
0/1で考えればそのように見えますが、影響のレベルを徐々に低下した場合を
考えるとどうでしょう?
気付きやすい影響であれば、影響のレベルが被害と呼び得る基準を下回っても、
「迷惑」が残ることは充分考えられます。
逆に気付きにくい影響であれば、そのレベルが被害呼び得る基準を下回る前に
「迷惑」は消えます。
やはり、別の問題だと考えた方がよさそうですね。
> #ネズミとゾウを敢えて区別しないのであれば哺乳類と呼ぶこともできる。
まるで、「被害」と「迷惑」が「同じカテゴリーの程度が違うもの」であるか
のような言い方ですね。
> 取り敢えず、私は
> ・「被害」を生ずるような状況まで含まれる場合を「広義の迷惑」
> ・「被害」を生ずるような状況まで含まれない場合を「狭義の迷惑」
> と考え区別することにしています。
そんな特殊な言葉遣いせんでも、辞書通りの意味で使えばいいのに。
--
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ. K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735