Re: ガンダムSEED 最終話
石崎です。
HAIBARA rukiさんの<bl47uf$ns9$1@news511.nifty.com>から
>灰原留姫です。
こんにちわ。お久しぶりです。
>"Keita Ishizaki" <keitai@fa2.so-net.ne.jp> wrote in message news:bl3nq2$5td$1@news01ch.so-net.ne.jp...
>| ガンダムSEED FINAL-PHASE『終わらない明日へ』について少し
>|
>|
>| 本作品のヒロインはやはりフレイ様でした。
>
>死ぬ必然性という面を考えた場合、一見するとその他のガンダムヒロイン
>より低い・異質という感はあります。しかし当初にあった視聴者(=アー
>クエンジェルクルーともとれるかな?)に感じさせようとする反感や最前
>線に身を置きつつも、第三者としてしか立ち回れなかったという事実。そ
>して戦闘以外の部分を通しての、主人公との精神的リンク。これらを考え
# 肉体的にもリンクしてましたか。^^;;;;
>た場合、戦場の第三者として戦う・守る術を持たない脱出用シャトルの中
>で絶命する必要があったのではなかろうかと思うのです。
(引用順入れ替えます)
>何故、プラント側の兵士に付いての設定を物語の中で細かく描かなくては
>ならないのか?というのは私が、番組中盤ぐらいまで思っていた事。しか
>しこういう描く意味というのは、しっかり合ったのですよね。合ったとい
>うより後の展開を考えた上で描くのは必須であったのですが、この辺を早
>い段階で読み取れなかったのは自分自身の内部的な事として残念に思う事。
本作はコーディネーターとナチュラルという、同じ種とは言いながらそもそも
能力が違い過ぎる者同士のスーパーロボット大戦であった一方で、戦いの中、た
だ無惨に殺されていくフレイ様を初めとする一般人の描写が多かったと言うのが
印象的です。
ガンダムシリーズに留まらず、主人公周辺の描写だけですと、どうしても「綺
麗な」戦闘に終始してしまうのですが、ここら辺を描くことで、よりリアルな戦
争を描くことを狙ったのだとは思います。
# 最も、戦いの経過自体はちょっと……という場面が多かった気がします。
# 序盤でかなり戦闘の経過にも拘りをもって描こうとしていたのが見えるだけに、
# それが残念。
>前回・今回と両軍皆殺しともいえるほど、登場キャラが死にまくりました。
>抑えるものを両軍が失い、ここの私闘が渦巻く展開ともいえるのですから
>寧ろこの流れは当然ともいえるものでしょう。ただ、アスランが死なない
>理由として番組終了間際まで色々と考える事があったのですが、ラストシ
>ーンを見まして納得です。“あの状態”のキラを救うのはアスランとカガ
>リという両名しか行えないでしょう。また、ラミアスが今回役立たずであ
>ったのもそういう理由でしょうね。
本当にキラは救われたのかなという気がします。
アムロが如くフレイの亡霊に魂を引きずられたままだったりして。
>利用されがちな、善悪という概念が今まで以上に排除されていたのも好印
>象として残ります。ラクスたちは勇気ある者として描かれましたが、決し
>て善というカテゴリーに入るべきものではありません。なぜ戦争が始まっ
>たのか?という部分や、どちらがどれほどの人を殺したかという理論。こ
>れらプロパガンダとして利用されがちの要素を、負の側面を描く事によっ
>て否定し、間違っていると暗に言い切ってましたね。こういう考え、私好
>きです。
そう言えば戦争終了時に戦いの原因の一つともなった、ナチュラルとコーディ
ネーターとの感情的対立が、何一つ解消されていません。
今回は大量に人死にを出してしまい、もう戦いはうんざりだという感情が互い
の中に生まれ出たのかもしれませんが、今後どうなることやら…。
>乱文になってしまいましたが、私なりの感想を書かせて頂きました。そう
>そうここに来て敢えて苦言を。MSのデザインですが、「逆襲のシャア」に
>搭乗したMSのようにシンプルのもの方が好きです、私。
何と言いますか、量産機にあまりインパクトが感じられなかったなと。^^;;;
# ザクを超える機体はなかなか生まれ出るものではありませんね。
では、また。
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Keita Ishizaki mailto:keitai@fa2.so-net.ne.jp
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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