! "<bk6rij$5qq$4@bgsv5647.tk.mesh.ad.jp>" という記事で
!     Tue, 16 Sep 2003 20:18:43 +0900 頃に 頼光  さん は言ったとさ:

> In article <bjckl9$fud$2@film.rlss.okayama-u.ac.jp>, KGK == Keiji KOSAKA wrote:
>> 「事例ゼロでは意味が無い」というだけでは、「その具体的な事例は文脈にお
>> ける事例しか選択肢は無い」とは言えません。

>  そら一般的には無理ですが、一定の条件が満たされれば言
> える話です。

>  条件:
>   ・明示されている事例は存在しない
>   ・事例を探す時点以前に発言の応酬が存在している(=
>    文脈が存在している)
>   ・文脈以外に参照すべき情報のポインタ等は、存在して
>    いない

さらに、
・文脈から言って、その具体的な事例自体に対する評論になっている
というぐらいのことは欲しいものです。

記事の一部を見て、別の事例を思い出して、そっちを想定してフォローアップ
するということもありますから。

>  で、件の文脈においてはこの条件は全て満たされています。

で、発端となった頼光さんの記事は、私が挙げた条件も含めて全て満たされて
ますが、それに続く私の記事はそうではありません。
むしろ、サブジェクトを変え、極めて一般的に見える部分のみを取り出してフォ
ローアップすることによって、「もうちょっとメタな話にしよう」というゼス
チャーをしてます。

これは、文脈から一度切離した上で、できるだけ文脈に依存しない形で書くこ
とによって、読者の理解度を深めようとする試みです。

>  が、私が言っているのは件の記事において投稿者が言って
> いることを読解するという話ですから、そこまでスコープを
> 広げた話をしているわけでは無いのです。

というわけで、頼光さんの記事の読解としては「文脈上の事例を念頭に置いて
いる」で正解なのですが、私の記事の読解としてはそうではないって話です。
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KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK
KG  KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ.        K
KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K
KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK