GONさん、こんにちは、鶴田です。

"GON" <gon@mocha.freemail.ne.jp> wrote:
> "Shin-ichi TSURUTA" <syn@emit.jp> wrote in message news:bhs139$1gnq$1@nwall1.odn.ne.jp...
> > 要は、世の中にはロボット以上の人間と、ロボット以下の人間がい
> > て、ロボット以下の人間は生活保護で食わせていけば言いだけの話
> > です。その境界が技術の進歩によって上に上がっていくだけです。
> 
> 食わせていくためのコストが非常に安いのならそれは逆な意味
> 「地上の楽園」ですね。(笑)
> 
> つまり、人間を生かすだけにかかるコストが国家の財政負担からすれば
> 微々たるものになるのならそれはそれで結構。
> 
> で、国家の収入はどこから来るのでしょうか?
> 
> 何らかのお金の動き(血液のようなもの)がなければ税収は上がりません。
> お金の動きを作るには商品を買ってくれる人間がいないと不可能です。
> その買ってくれる人間が少なくなれば経済が縮小するのは当然です。

国家が得た収入をどこかで使う先があるなら、人間には仕事がある
ということです。人間に仕事がないという状況は、国家がお金が無
くても成立するということです。税収も絶対値の増減が問題ではあ
りません。そのお金が、どれだけのエネルギーに相当するかが問題
なのですが、人間の仕事がロボットに代わることで、これが減った
りすることはありません。

自給自足の生活をしている農家で、仕事をロボットに任せたら食え
なくなるなんてことは無いのと同じです。問題があるとしたら、暇
を持て余して子沢山になってしまい、ロボットの生産力でも追いつ
かなくなった場合です。
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 Name   : Shin-ichi TSURUTA  鶴田 真一  (as SYN)
 E-mail : syn@emit.jp
 URL    : http://www.emit.jp/