"yam" <h_yam@h8.dion.ne.jp> wrote in message news:tb60b.696$U8.438@news1.dion.ne.jp...
> 
> "GON" <gon@mocha.freemail.ne.jp> wrote in message
> news:bhqfum$r44$1@news511.nifty.com...
> > >  評価の高い米作りと天候デリバティブにどのような関係が
> > >  あるのかさっぱりわかりませんが・・・
> >
> > 大本の記事は単にテレ朝で「天候デリバティブ」を取り上げていたから
> > 触れただけ。そのリスクヘッジ機能は商品市場も同じです。ここらへんは
> > 複雑なんでどういう取引がリスクヘッジとして機能するのかとかここで
> > 解説はしません。
> 
>  リスクヘッジ自体は、なんら複雑な話ではありませんが・・・
>  農家とどう絡んでくるのですかね?

農業は天候に左右されるリスクの高い産業です。そのリスクを回避する
手段があれば現存の農家だけでなく会社組織が新規参入してくる可能性
もあって農業の近代化が計れると思うんです。

リスクヘッジの方法はその規模にもよりますし、生産日程や相場も関係
ありますし、先物でやるのかオプションでやるのかあるいはあるいは
金融機関の作成した派生証券でやるのか、様々です。

それらは大規模農家向けや中小零細農家向け様々あるでしょう。
そこらへんは商品取引所がどういう銘柄を扱うか、あるいは金融機関が
どんな個人農家向け商品を開発するかにも拠ります。


> > 要は、生産者がリスクヘッジを掛けておけるような高機能な商品市場が
> > あれば米作りに専念できるだろうってことです。
> 
>  つまり、農家が投機的な相場にのめり込む事が、評価の高い
>  米作りに結びつくのですか?ますますわからんね。
>  冷夏や長雨に泣きながらも、それでも地道に米作りに
>  励む勤勉な農家がいるから、今のような豊かな食生活が
>  あるんですよ。

だからこそ、そういった天災によるリスクからフリーになるべきなんです。
もちろん、彼ら農家が相場に不慣れなのは十分わかります。そこは
代わりに保険会社等の金融機関が零細農家でも求めやすい保険商品を
開発するなりなんなりすれば良いんじゃないですか?そのためには
商品市場がなければ派生証券を作ることはできません。わけのわからない
保険会社が勝手に作った証券を簡単には買わないでしょう。きちんと
市場で裏づけのある証券から派生したものでないと信用はありません。

だから米についても商品市場を作っとけば良いんです。できれば
天候デリバティブも日経225オプション並に取引しやすい単位で
市場で電子的に取引されるようにすべきだと思います。