Re: 般若心経の研究【般若波羅蜜多(はんにゃはらみった)とは?】
J_Saita3 premium wrote in message <3f34e15e_4@news.premium-news.net>...
>観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時
>ここで
>観自在菩薩・・・観音菩薩
>「観音菩薩が般若波羅蜜多の行をされていたとき」
>とある。
「般若波羅蜜多」とは、古代インド語では、「パニャ―パラミタ―」という。
般若(パニャ―)は智慧、仏智であり、波羅(パラー)は彼岸という意味であり、向
こう岸つまりあの世の極楽ということ。蜜多(ミター)蜜が多いという中国の当て字
で、意味は内在とか家の中というような意味。
通して言うと、観自在菩薩が、深く般若波羅蜜多を行じた時、
つまり、「内在された偉大な智慧に到達するための生活行為を、深く実践したとき」
という意味になります。
>この般若般若波羅蜜多の行とは何をさすと思いますか。
>皆さんのお考えを承りたい。
つまり内在された偉大なる仏智に到達するためには、以前にもどこかに記されました
が、六波羅蜜をすることがあげられるでしょう。復習しますと、
布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧。の六つです。
この中で意味の分かりずらいものがありましたら、どうぞ御遠慮なくお尋ねくださ
い。
「忍辱」とは、たとえZZ氏に馬鹿にされたと思っても、すぐに感情的になって仕返し
をしたりするのではなく、じっと耐え忍びその意味について、自ら思いを馳せ、その
出会いの有り難さについて気付き、感謝してふりかえることが出来る等・・・。
智慧とは、すぐに刺激に反応してしまい、目先のこと、お金のこと、自分のことにの
み振り回されることがないよう、仏さまなら、お釈迦様なら、これはどうされるかな
?とあらゆる仏の智慧を自らの内より引き出す努力をすること。
言葉では簡単そうですが、その意味は行じれば行じるほど深く難しくなりまた、行じ
れば行じるほどその境地も深くなり、般若波羅蜜を行じていると、言えるようになる
のかもしれませんね?
crx
毎日、おやっと心にかかったこと、かちんときた事件を書き出し、その時生じた
感覚(どんな感じを受けたか。ぎくっとした等)
感情(どんな感情が動いたか。怒りがぶわ〜っと湧いてきて、居ても立ってもいられ
ない状態になった等。)
思考(どんな考えが心をよぎっていったか。いつか恥をかかせてやるぞ。その時まで
待っているよ等。)
意志(どう、意志が働いたか。じっと相手をにらんでいた等。)
を毎日書き点検すると、いかに自分の思うこと、していること等が仏様、イエス様が
たとは違うか、愕然としつつ理解することが出来ると思います。それは、禅定につな
がる行いであると思います。
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