"加藤 正和" <kato@face-kyowa.co.jp> wrote in message news:3ef73c0c$0$268$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp...
> 加藤と申します。
> 
> 途中から拝見しましたので、既に議論されていたらばお許しください。
> 
> "M_SHIRAISHI" <eurms@apionet.or.jp> wrote in message
> news:3EF320D3.482946D6@apionet.or.jp...
> > Shin-ichi TSURUTA wrote:
> >
> > > この実験の理論値は 1/2 = 0.5 となるはずです。
> >
> > いいや、違う。
> >
> >
> > ベルトランの原書には、
> >
> > 第一の“正解”として 1/3,
> >
> > 第二の“正解”として 1/2,
> >
> > 第三の“正解”として 1/4,
> 
> 私なりに計算すると、M_SHIRAISHIさんの仰る通り1/4に
> なるのですが・・・逆に、上記の第一、第二の正解は
> どのような考え方の結果なのかに興味があります。

M_SHIRAISHIのいうような方法で直線を引くということはつまり、
直線の中点分布に着目すればそれはほぼ円内に一様であろう
ことが期待できるわけで、そういった方法で「ランダムな直線を引く」
作業をすれば1/4になることはわかっています。

で、問題はそういうことでなくその「ランダムに直線を引く」ということが
極めてあいまいな表現であるから、何に対してランダムなのかを
いろいろ設定することで答えが無数に出てきてしまうというだけの
話なんです。

それをM氏は「ランダムに線を引く方法は自分の方法だけだ」と主張
しているだけで多くの人が認識している命題の曖昧さは存在しないと
言ってるに過ぎないのです。

まず、何を多くの人がパラドックスと言って認識しているのか理解する
ことからはじめるべきですね。