ストーリーの流れが、ハイパーバトルビデオに似てるんですけど・・・。
ブレイド第44話「フォーカード」です。

○アバンタイトル
天音ちゃんの画の始に、フォークを突き立て、始に襲いかかる一真。
「お、おまえは!」

ガソリンスタンドで、睦月の首を絞める橘!
「たっちばなさん!」

始を撃つギャレン!

「あなたはアンデッドに支配されている。
剣崎さんと同じように」
「俺がアンデッドに?」
「とぼけるな!」
パンチ!
「待て始!よせ!!」
「変身」『Change』
「睦月!」
「変身!」『Open Up』
「どういうつもりだ、始!」
「バカな!よせ、睦月!!」
一真たちも、変身して応戦!
「いい加減にしろ、始!」
カリスはワイルドへ、対抗してブレイドもキング・フォームへ!
ワイルドスラッシャーを右腕に受け、アンデッドクレストに損傷!
「やめろ・・・なんでだ・・・何のための戦いなんだ!!」

ラウザーでギャレンを滅多斬りにするレンゲル!
「なぜだ、睦月!」
「こうするしかないんです!」

ライダーたちの戦いを監視するティターン。
そして、その背後に金居。
「・・・読めたぞ、お前の狙いが。
いや、天王路の狙いかな?
だが、果たして・・・」

○橋の下
ワイルド・カリスを追い詰めるブレイド。
「なに!」
だが、一真は変身を解いた。
「もうよそう。俺には今、お前を傷つける理由は無い」
始も変身を解く。

ギャレンラウザーの連射を受けて、睦月の変身が解ける。
橘も戦闘をやめる。
「よせ睦月。これは何かの誤解だ」
「誤解?
じゃああなたたちは、なぜ俺を襲ったりしたんですか?」
一真にも橘にも、身に覚えがない。
「あの時、アンデッドの毒を受けて・・・アンデッドに心を支配されて」
「違う!
大体毒針を受けていたら、こんな風に戻るはず無いだろう」
「ああ。俺は俺だ。橘朔也のままだ」
「俺だって!」
今度は始の取調べ。
「確かに、今のお前たちから、アンデッドの気配は感じられない。
だが、毒の量が少なかったせいか、一時的に回復しているに過ぎないのかもしれない・・・」
「疑い深いんだな、お前。初めて知った」
「じゃあ俺を襲ったお前は、一体誰なんだ?」
「それは・・・わからないけど」
「見張らせてもらうぞ。完全に疑いが晴れるまでな」

始がカリスに変身してたのに、バイクが変身してなかったぞ。

○白井農場
カリスの攻撃で、一真は右腕に負傷した。
栞ちゃんの手当てを受ける。
「・・・じゃあ、この間の睦月君みたいに、剣崎君と橘さんが、アンデッドに支配されてるってわけ?」
「ああ。そう言うんだよ。あいつは・・・」
始がぴったりマークしている。
「どれどれ?」
一真を凝視する栞ちゃん。
「うん。大丈夫。あなた剣崎君よ。間違いない」

ハイパーバトルビデオでは、見破れなかったじゃん?

「ほら見ろ。
大体お前、どこに目をつけてんだ?
俺たち結構濃い付き合いしてきたのに・・・寂しいじゃないか・・・」
「気色悪いこと言うな。
とにかく俺は、納得いくまでお前の傍から離れない」
「気色悪いのは、どっちだよ・・・」
そこへ虎太郎が、有り余る牛乳を利用して作った牛乳プリンを持ってきた。
4人分用意してあったが、「あんな奴にやることは無い!」と一真が食べてしまった。

○路上
橘の後ろには、睦月が張り付いていた。
「まだ疑ってるのか。
悪いが、そういう目で見られるのは好きじゃない」
睦月を牽制するが、そんなことで諦めるわけが無い。

○タイヨー石岡店
随分遠くまでロケに行ったもんだ・・・。

食品の買出しに来た一真と虎太郎。
相変わらず、始が張り付いている。

「なあ、いつまでついてくれば気が済むんだよ。
もうわかっただろう?俺は俺だって」
「いや。まだだ」
「・・・落ち着かないんだ、こういうの。
悪いんだけど」
始にレモン汁攻撃!!
「うっ!!」
目潰しをかけて、逃げる一真!

一真がアンデッドの影響を受けているという証拠は、そうなったところを確認すれば得られる。
だが、そうではないという証拠を得る方法は、科学的な検査でもしない限り得られない・・・。

○公園
始が一真を見つけると、彼はリンゴでジャグリングをしている。
「剣崎!」
突然レジ袋からフライパンを取り出す一真。
「?」
コンコン
それで自分の頭をたたき出した?
ニヤッと笑って、さらに強く叩く!
「!」
フライパンはへこんだ!
「お前、やはり!」
フライパンで殴りかかる一真!!
一撃をかわして、彼の腕を押さえる!
「うっ!」
腕に包帯が無い!
「お前は剣崎じゃない!何者だ、貴様!」
投げ飛ばされた偽一真は、ティターンに変化した!
「お前は・・・なるほど。そういうことか」
ティターン逃走。

○大泉の地下道
なんとか始を撒いた一真と虎太郎。
「・・・でも、どうするのさ、これから。
相川 始に身の潔白証明しないとまずいんじゃない?」
「ああ。そこなんだよ問題は・・・!」
二人の前に、始が現れた!
右手にメリケンサックをはめ、無言で一真を殴る!!
そして一瞬で消えた。
二人の後ろに、始が現れた。
「剣崎!」
「始、お前!いくらなんでも、あれはやりすぎだろう!
それともお前、またジョーカーに支配されてるのか?」

いや、あれはたこ焼き屋に支配されて・・・(違)

「落ち着け!これが奴の狙いなんだ」
「奴?」

○林
走る始。
無意味にジャンプ!
今度は睦月に姿を変える。

○彩湖の橋
橘の前に、睦月が立ちはだかる。
「睦月・・・」
「・・・」
ジャンプ!
空中でレンゲルに変身!
橘の首を絞める!

お前はゴレンジャーか?

○白井農場
虎太郎と始は、農場へ戻った。
「じゃあ、アンデッドが俺たちの姿に変身してたって言うのかよ?」
「ああ。間違いない。
おそらく俺たちを襲わせるために・・・」
「でもどうするの?そんな奴ウロチョロされたら、大変なことになるんじゃない?」 

「・・・電話貸せ!」

○彩湖の橋
「睦月、お前、本当の仮面ライダーになったんじゃなかったのか?!
まだカテゴリーAに心を支配されているのか!?」
橘を殴り、湖面に姿を消すレンゲル。
その時、橘の携帯にメール?

○路上
「橘さん、どこへ・・・?」
睦月の携帯にもメールが入る。
「!」

○白井農場
橘と睦月も交えて、始はティターンの分析を始める。
「毒の力と、自在に姿を変える力。
おそらく二体のアンデッドが、人工的に合成されている」
「なるほど・・・。姿を自在に変えることができるアンデッド。
それなら説明がつく」
「って、ことは・・・あれか?この中にアンデッドがいるかもしれないってことかな?」
「・・・いや、気配は感じられないな」
「どうかな?お前の直感だけに頼るのも不安だし・・・。
みんな自分が本物だっていう証拠を見せたほうがいいんじゃないのかな?
俺はこの怪我が証拠だけど・・・」
「・・・」
「どうしたの、睦月君?」
「いえ・・・俺・・・ずっと皆さんに迷惑かけっぱなしで・・・。
なんとか恩返ししたいと思っても、やっぱり何もできなくて・・・。
本当にこんな俺が、ライダーでいいのかなって・・・」
「うん。本物の睦月だ」

どういう意味だ!!

「睦月、お前だけじゃない。俺だって同じだ。
伊坂に騙され、トライアルBに騙され、こんな情けない俺のせいで、大切な人を失ったこともある・・・」
「橘さんも本物だ」

だから、どういう意味だっちゅうに!!

「間違いないわね」
「あとは・・・広瀬さんと虎太郎・・・」
「ちょっと待って!あたしがアンデッドだって言うの?」
「いや、でも可能性はあるわけだし・・・」
栞ちゃんの怒りが、頂点に達する!!
「どこ見てんのよ!!あたしはあたしよ!!もうっ!!」
オットマンを振り上げる!!
「ほ、本物だ」
「当たり前よ!!」

栞ちゃんじゃなくて、しのぶちゃんかも・・・。

こういうとき永井 豪の漫画だと、本編そっちのけで脱がそうとするんだが・・・。 


「・・・どうしたの?何の騒ぎ??」
部屋に入ってきた虎太郎は、口の周りを真っ白にして、カートに大量の牛乳瓶を・・・。
「・・・うん。本物だ。お前も。
残るは・・・」
始。
「俺を疑うのか?」
「なに言ってんだ!お前だって俺のこと、思いっきり疑ってたじゃないか!」
「・・・うっ!あっぁ!」
突然始が苦しみだした!
「!」
「待ってください。こいつは本当の始です」

牛乳プリンに中ったか?・・・食べてないって。

「まさか、またジョーカーの力が!」
外へ逃げ出す始!
追いかける一真たち。

○路上
「やはり相川 始の中には、まだジョーカーの力が残っている」
「!」
「もし奴が完全にジョーカーになったときには、わかっているな、剣崎?」
「はい。覚悟できています。俺の手で倒します。始を!」

○喫茶ハカランダ
店に始が駆け込んできた。水をがぶ飲みする。
「始さん!どうしたの?何があったの?」
「寄るな・・・今の俺に近づくな!」
天音ちゃんを遠ざけ、また店の外へ。
「・・・始さん・・・」

○橋の下
また橋の下か。好きだねぇ・・・。

始の姿がジョーカーに!

彼を監視するティターン。

そのまた後ろに金居。
「これは・・・予想外の展開だな」

一真たちも追ってきた。
「始!お前、どうしたんだよ?
ジョーカーの力は、完全に封印したんじゃなかったのかよ!」
「ウワ゛ア゛〜!!」
完全にジョーカーに戻ってしまった!
「始!頼む!やめてくれ!!」
なんとか抑えようとする3人。
「無駄だ!奴はもはや人間ではない!変身!!」
橘と睦月が変身!
「やるしか・・・やるしかないのか・・・変身!」『Turn Up』
ジョーカーを囲む3人のライダー。
なんとか左右から、レンゲルとギャレンが押さえつける!
「やれ、剣崎!とどめを刺すんだ!」
ためらうブレイド
「どうした?やるんだ!」
「うわぁ!!」
振り下ろしたラウザーが、止まった・・・。
「・・・ダメだ。俺にはできない・・・」
「どうした剣崎?!チャンスは今しかない!」
その時、茂みの中からティターンが飛び出し、ジョーカーに飛び掛った!!
・・・はずだったが?
ジョーカーはギャレンたちの腕をすり抜け、入れ替わりにティターンが掴まった! 

「引っかかったな」
「??」
ジョーカーは始の姿に戻る。
「芝居だったんだよ。お前をおびき出すための」
「!?」
「ジョーカーが生き残れば、世界は滅びる。
ならばお前も、ジョーカーを倒したいはずだからな!」
「!!」
「お前は自由に変身し、姿を消すこともできる。
おかげで芝居の打ち合わせが大変だったがな・・・」

始はその打ち合わせを、文明の利器 携帯電話を使ってやったのだ。
橘と睦月にメールを打ち、ティターンの習性を知らせて・・・。

「俺たちの芝居も、お前の芝居もここまでだ。変身」『Change』
ティターンに斬りかかるカリス!
逃走するティターン!

連中を見送る金居。
「嫌がっていたはずのジョーカーの姿を、囮に使うとは・・・。
だが、奴の持つ力は死んだわけではなかった・・・」

○天王路のアジト
・・・無言。

○さいたまスーパーアリーナ
ティターンを追う4人の前に、天音ちゃんが現れた。
「天音ちゃん!どうした?」
「始さん、また出てっちゃって・・・。
追いかけてきたら、また化け物が出てきて・・・」
「・・・」
「天音ちゃん、始は大丈夫だ。
それより、どこ行った、化け物は?」
階段の方を指差す。
「わかった。今は家へ帰るんだ。いいね!」
ティターンを追う4人・・・いや、カリスが立ち止まった。
「どうした?」
カリスアローを天音ちゃんに振り下ろす!!
「おい!!」
天音ちゃんは、ティターンに変貌した!
「無駄だ!天音ちゃんの姿を借りても、お前の気配を消すことはできない!!」
ティターン、袋叩き!
ブレイド、キング・フォームへ!
カリスが「TORNADO」、レンゲルが「BLIZZARD」、ギャレンが「FIRE」のカードをブレイドに託す。
そこへブレイドの「THUNDER」と「Evolution King」を加えて、6のフォアカード!
『Four Cards』
キングラウザー一閃!!
爆発!二つのバックルが開く。
ギャレンとレンゲルが、ブランクカードを投げる。
2枚のカードに封印されるティターン。
変身を解くライダーたち。
橘の手にしたカードは、「ダイヤ10 THIFE」。
「二体封印。これで残るアンデッドは、あと一体・・・いや・・・」
どうしても言いたいんだね。

遠くの空になぜか熱気球・・・?

ティターン、結構お茶目で好きだったなぁ。

○喫茶ハカランダ
「・・・でもまさか、芝居だったなんてさ・・・。ビックリしたよ」
虎太郎は例によって蚊帳の外だったのか。
「また君がジョーカーになるかと、本気にしちゃって・・・」
「うん。役者になれるよ、お前」

そりゃあこの作品で、一番多くの役をこなしてるのが森本君ですし。

「そんなことより思い出した。
そういえばお前、俺の目にレモン汁をかけてくれたな」
「えっ!やだなぁ、あれは俺じゃないよ。
アンデッドだよアンデッド。奴が変身してたんだ!」
「うそつけ」
ブシュッ!始の逆襲!!
「うっ!がぁ、痛った〜」
「ふっ・・・」

敵を欺くには云々・・・の決まり文句は出ないんですね。
しかし橘さん、ジョーカーを捕まえたときのセリフは本気だったんじゃいないか? 


○天王路のアジト
石版と向き合う天王路に、部下がご報告。
「ティターンが倒されました」
「構わんさ、別に。
いずれにせよ、アンデッドは全て滅びなければならない。
生き残るのは、究極のアンデッドたた一人。
そして私は、神の声を聞くのだ・・・」
天王路の持つカード、それは地獄の番犬、ケルベロス・・・。

これは、劇場版でグレイブ達が変身に使っていたカード?

○予告
次回45話より4話に渡って、素敵なプレゼントが当たる連続クイズを決行!!
詳しくは、番組HPと次回OAで!!

だそうです。

○オマケコーナー!
今回はなんと、デカマスターのグラビア!!
「悪がいるから、俺は斬る!!次回も絶対観てくれ」


ケルベロス・アンデッドの声、稲田さんじゃないだろうな?

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
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