新城@筑波大学情報です。こんにちは。

In article <koabe-C7A501.22004826102004@news01.sakura.ne.jp>
        ABE Keisuke <koabe@ps.sakura.ne.jp> writes:
> > かな漢字変換エンジン
> > http://slashdot.jp/journal.pl?op=display&id=258620&uid=1637
> この日記の筆者tabateeさんがいう「二元論」に、「日本語入力プログラム
> について考える」内の「文節をどう区切るか」も含まれるのかなあと
> 思い、コメントしてみました。

二元論というと、「最長一致法」と「最小コスト法」ですか。

用語の問題としては、「最小コスト」と言ってしまうと何でもそう
なってしまうんですよね。最適化の話は。何かの評価関数を定義し
て、それの最小(または最大)にするような組合わせを見つけると
いう話です。「最長一致法」にしても、そういうものが最小になる
ような評価関数を定義したとも言えます。

まあそれは細かい話として。

昔の癖とも言えるかもしれませんが、私は今でもかな漢字変換を使
う時には、文節変換かもっと短い単語単位くらいでしかやっていま
せん。気分としては、ものを考える時に漢字で考えているので、ひ
らがなの状態で長い間放置できないのです。連文節変換とか長いひ
らがなをうまく漢字に変換できるようになったということでいろい
ろ競争していたのですが、全然関心なかったです。

> 実際のところどうだったのでしょうか?

フロッピ・ディスクの時代だと、辞書へのアクセスの時間が問題に
なったんじゃないかなあ。人間が確認している間に先読みできれば、
それだけでも快適に見えたんじゃないかなあ。

\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 電子・情報       \\