新城@筑波大学情報です。こんにちは。

In article <3FC7EEC6.5060302@jcom.home.ne.jp>
        Shinobu Kumaoka <titokani@jcom.home.ne.jp> writes:
> 熊岡です。
> c5はあくまでも、配列を表す識別子です。
> ただ、ほとんどの構文で暗黙のうちに先頭要素へのポインタに変換されるということです。

その「暗黙」をやめて、明示的に「&」を書こうという話をしてい
るわけです。

> sizeofと&が例外。他にも例外はあるかな。

「ほとんど」と「例外」をどう考えるか。

> 関数名も似たようなもんですかね。

そうですね。関数へのポインタも、* 付けた時と付けない時で同じ
動きをしたりして、分かりにくいです。
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int (*f)();
(*f)( 10 ); // ok.
f( 10 );    // ok. 上と同じ。
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In article <s7fad6ffgif.fsf@xxx.kgc.co.jp>
        candy@xxx.kgc.co.jp writes:
> c5 と書くと「配列全体」。てことは
> c5 + 1 と書くと、「配列全体 + 1」ですか??

いいえ。

> どういう意味です?????

普通の言語では、そんなの意味はないんじゃないのかなあ。だいた
い配列の個々の要素に「+」というオペレータが効くという保証は
ないし。構造体に「+」演算子は効かないでしょ。そんな機能を構
文レベルでコンパイラに入れる気はしません。

C++で自分で定義する人はいるかもね。class なら許してもいい
けど、そんな class はあんまり使いたいとは思わないだろうなあ。

いくらC++でも、syntax error になるのは無理なんでしたっけ?

> c5 の各要素に 1 を足す?
> # それはそれで確かに有用かも

APL とか、そういう意味だっかかも。いくらでも変な言語はあるか
ら。配列とスカラの演算をC言語標準にして有用とは思えません。

\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 電子・情報       \\