今週のセイザーXは・・・あれ?オリンピック?
先週はそんな告知無かったよね・・・。

「わかんねえよ・・・。言ってくれなくちゃ、わかんねえよ俺には!」獅子

シリーズ3作目にして、初めて正月休み以外の放送休止か。

いい機会なので、AMANさんのリクエストにお答えして、
今回だけはレインボーマンだ!
単独で書くと、こうなりますっていう見本。

レインボーマン 第13回「レインボー大作戦」です。

○ファッションショップ ケイ
タケシの接近を察知したキャシーは、基地に爆弾を仕掛けさせた。

○路上
長年行方不明だった父からの矢文を読み、ショックを受けるタケシ。

『タケシ
私はある処で生きている。
お前に忠告する。
この事件から手を引け。
                           父より』

「まるで親父が死ね死ね団の一味のような言い方だ。
そんなはずはない」
父は死ね死ね団に拉致されているのだろうか?

○ファッションショップ ケイ
店の裏に回ったタケシは、ダッシュ7に化身、さらにダッシュ1に化身し、
蛇変化の術で通気口から中へ潜入する。
中で爆弾を発見するが、店にはまだ客がいる!
爆弾を外へ運び、空中で爆発させて事なきを得る。

○路上
爆風を受けたタケシは、手に軽い傷を負った。
タクシーを止め、病院へ向かう。

○死ね死ね団 海堡基地
ミスターKの訓示。
「キャッシー、お前にもよくわかっただろう。
レインボーマンと言うやつは、あの程度の中途半端な攻撃では倒せない。
しかし、あれはちょっとした挨拶代わりの誘き出し作戦。
これから本格的な、レインボー大作戦を開始する。
お前も心しておけ」

敵の名前を付けた作戦名か。
普通なら、「抹殺」とか「暗殺」とか付けそうなものだが?

○病院
医者の許しが出ないのに、病院を出て行こうとするおやっさん。
そこへ手当てを終えたタケシが来た。
「ところで、親父さんの手紙と言うのは?」
「やっぱり、やつらの罠だったんだ」
手がかりを探す間もなく、爆弾を見つけてしまった。
「でも、どっかで生きてるのは確かなような気がしてるんです」
「当たり前ぇよ!それでなきゃ、たみさんだって立つ瀬がねえよ」
この事件が片付いたら、父を探すつもりでいるタケシ。
「でもタケシさん、気をつけてね。
敵はお父さんが行方不明の事まで知ってて利用するんだもの。
恐ろしいわ・・・」
「・・・」

○死ね死ね団 海堡基地
レインボー大作戦の説明をするミスターK。
「我々の調査したデータから判断すると、レインボーマンは激しい戦いの後、
奇妙な休息を取る。
この眠りは約5時間。
コンピュータに寄れば、この間に何らかのエネルギーが補充されるものと推定される。 

そこで、やつを倒すには、あらゆる手段を使った連続攻撃を加えて、奴のエネルギーを消耗させ、
眠りに追い込みさえすれば、人形の首をへし折るより簡単に殺せるはずだ」
部下に陸上部隊と戦闘機隊の編成を命じる。

今週はダイアナがいないな?左遷されたか?

○タケシの家
行方不明の主人、一郎の写真を見つめる母。
帰宅したタケシは、手紙は罠だったと告げる。
「ねえタケシ、もしかして父さんは、死ね死ね団の一味に追われてるじゃないのかね?」 

「!」
「もっと悪く考えると、捕まってんのかもしれない・・・」
タケシもそう考えていた。
「いずれにしても、父さんこの事件に深入りしてるような気がするんだ」
「でも、父さんはきっと生きてると思うわ」
死ね死ね団を追えば、父の手がかりがきっとわかると言うタケシ。
「母さんはね、長い間 父さんと親子4人、水入らずで暮らすことだけが夢だったんだよ。
母さんには、父さんもお前も、かけがえのない大切な人なんだよ。
もしもお前に万一のことがあったら・・・。
父さんの手紙のとおりに、この事件から手を引くわけにはいかないのかね?」
「母ちゃん、少し考えさせてくれ」

○堤防
母の気持ちを察し、悩むタケシ。
死ね死ね団との戦いを続ければ、父を見殺しにすることになるかもしれない。
『でも、俺はレインボーマンなんだ。
自分のことは二の次にしなければ・・・。それが俺の宿命なんだ・・・』

川面に映った夕日に向かい、父に呼びかける。
「親父。
親父がもし生きていて、母ちゃんやみゆきにも言えない俺の使命を知ったら、
俺を止めるかい?
・・・いや、止めやしない。
そんな女々しいことは言うなと、精一杯戦えと、そう言ってくれる筈だよな!
一億の命のために尽くせと。それが男なんだ」
ポケットから父の写真を出し、見つめる。
「親父・・・」
そして、破り捨てる・・・。
「・・・親父、許してくれ。
俺は行かなきゃならないんだ!」

例えこの身がどうなろうと、愛と正義の命じるままに・・・。

ダッシュ5に化身する。
彼の知る唯一の拠点、ファッションハウス ケイを引き払われた以上、
推測に従って空中偵察でアジトを探すしか方法がない。

さっきは夕方だったのに、飛び上がったら青空・・・。

○死ね死ね団 海堡基地
基地のレーダーサイトが、レインボーマンを捉えた。

すごい高性能だなぁ。

ミスターKはレインボー大作戦の発動を下命、戦闘機隊に発進指令を出した。
秘密発進口が開き、VTOL戦闘機が5機発進する。

デルタ翼の不思議な形のジェット戦闘機。
主翼が重心より前にあり、F−100のような尾部が付いている。
エンジンは単発で、エアインテークはF−16のような形のが主翼の下に。
これじゃ、下方視界はほとんど無しだな。
なんかの使いまわしのような気はするが?

○空
レインボーマンの上空に占位した戦闘機隊は、急降下して機銃を掃射!
急上昇したレインボーマンは、敵編隊をすり抜け、後方へ回る!

○死ね死ね団 海堡基地
「キャッシー、空中戦をできるだけ長引かせろ!
この作戦の目的は、レインボーマンのエネルギーを消耗させることだ!
奴は飛ぶだけでも、相当のエネルギーを使い果たしているはずだ!」

さすがは真船博士(違)。

○空
「見てろ!」
急降下から地表すれすれに急上昇!
急激な引き起こしに付いて来れない戦闘機が一機、地面に激突した!
さらにレインボーフラッシュで一機撃墜!
残りの三機がデルタ編隊の中央にレインボーマンを据えたまま、しつこく飛び続ける! 

一応VTOL機だからか、方向転換しても、遅れずに付いてくる。
ここでようやく敵の意図に気づいたレインボーマン。
焦ってレインボーフラッシュで撃墜しようとするが、攻撃が当たらない!
何とか二機撃墜したところで、ヨガの眠りの兆しが!
最後の一機が機銃掃射を続ける!
海へ向かい、急角度で着水するレインボーマン。
付いて行った戦闘機は、海面に激突・・・(バカ)。

○海岸
タケシの上陸に備える団員たち。
「奴はエネルギーが無くなったら、石仏のようになるんだ。
岩と間違えないように注意しろ!」

マカオでは騙されましたから。

○海上
ヨガの眠りは、泳いでいても襲ってくる!
「母ちゃん・・・みゆき・・・」

○死ね死ね団 海堡基地
タケシ発見の報告はまだない。
いらいらを募らせるミスターK。
そんなボスに、キャッシーは言う。
「レインボーマンは死んだんです。
安心してもいいのでは?」
「かも知れない。だが、そうでないかも知れん!
確認するまでは疑いぬくのが私のやり方だ!」

○海上
「眠い・・・ヨガの眠りが・・・」
立ち泳ぎもつらい・・・。
その時、淑江さんの声が聞こえた。

『タケシさん、がんばって!あたし、信じてるわ。タケシさん!』

「淑江さん・・・みゆき・・・ヨガの眠りがやってくる。
母ちゃん・・・」
沈むタケシ・・・。

○死ね死ね団 海堡基地
捜索開始から1時間。まだ吉報は来ない。

○海底
水中でヨガの眠りに入るタケシ。

○死ね死ね団 海堡基地
「やはりどこかで眠りに入ってるんだ。
一度眠れば、5時間続く」
ミスターKったら、5時間タイマーまで作ってるし・・・。
念のため、海上も捜索させるが・・・。

BGMが、とってもインドチック。

「そろそろ5時間になります」
「うるさい!!」
「お疲れでしょう?」
ミッチーがミスターKにコーヒーを出す。
注ごうとするミルクを断って、一口飲むと・・・、
「苦い!!」

第4惑星の悪夢(違)

「しかし、これだけ探して見つからないとなると・・・。
奴は海中を逃げたか?いや、エネルギーは無いはずだ。
・・・海の中で?!まさかそんなバカな!」
5時間タイマーが切れた。
「ダメだ・・・タイムリミットだ」
すっかり疲れ果てたミスターK。

○海底
ヨガの眠りから目覚め、驚く間もなくダッシュ7に化身して空へ!

○海岸
レインボーマンを発見し、射撃開始!!
上陸したレインボーマン、不動金縛りの術で団員を殲滅!

○死ね死ね団 海堡基地
「レインボーマンを絶体絶命まで追い詰めながら、今一歩で取り逃がすとは・・・。
地獄へ行け!!」
アタッシュケースのスイッチで、海岸の団員を消去・・・。

○海岸
レインボーマンの目の前で、赤い煙となって消滅する団員たち。

「親父・・・。
俺は親父に叛いてしまった。許してくれ。
でも、親父のことはどんなことをしても助け出す。
ミスターKがどんなに恐ろしい奴でも、きっと叩き潰して見せる!」

○死ね死ね団 海堡基地
「レインボーマンめ。
貴様のおかげでキャッツアイ作戦は、見事に失敗した!
しかし、第二の作戦は貴様が生きていることを考えに入れて実行する!
そして、今度こそ貴様の秘密を分析して、必ずこの世から抹殺してやるぞ!!」

○海岸
今、レインボーマンは一つの勝利を収めた。
しかし、ミスターKは、さらに恐るべき日本人抹殺作戦に入っているのである。
再び悪に勧善と挑戦するレインボーマン。
行け!戦え!われらのレインボーマン!!

と、納屋悟郎のナレーションが盛り上げる!



次回からは、魔女イグアナ率いる殺人プロフェッショナルとの対決!
やっと特撮ヒーローものらしくなるか?

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
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