問題は、地政的リスクによる日本の株敬遠、米債券高騰が続くかどうかではな
いだろうか。
米国は世界の緊張路線、極東の緊張路線を進めるだろう。
緊張緩和が、日本の今の経済には必要であるが、すくなくともテポドンは逆に
日本を経済制裁してきたに等しい。ゼロ金利解除のこの時期にテポドンなの
か。このような地政的リスクを前にすれば、日本に投資はされない。
ここに、見えない日本封じ込めの闇があることを知らねばならない。

海外の資金が集まらないなかでゼロ金利が解除しても株価はあがらない。
景気はよくはならない。ただ借金の重圧で弱者はより苦しめられる。金貸屋は
儲かるが。国債も暴落の危機をもつ。
今回のゼロ金利解除は失敗であった。個人と国の借金苦のみが拡大したに等し
い。

テポドン、および、中東の紛争を「演出した勢力」はきわめて日本のゼロ金利
解除をうまくコントロールしているといえる。
それでもゼロ金利解除に踏み切った日銀は、暴走したのである。福井問題への
関心を弱めることが福井個人には大きい。
どうみても、テポドン渦中でレバノン問題渦中で、ゼロ金利解除をすべきでは
なかった。やるなら、すくなくともミサイルや爆弾が飛び交うときであっては
ならなかった。


株価は、あがらない。景気はよくはならない。