shuji matsudaさんの<2riiknF1ar95nU1@uni-berlin.de>から
>In article <chkdv4$cdl$1@news511.nifty.com>, 
を持ってこなくてはいけなくなります。
>
>勝ち組負け組は関係ない。別投稿に書きました。
>
>-- 
>松田＠ＮＹ

そうか、マツダさんは貴殿だったのか。
ゴールデンが賛美したので読んだらすぐにわかったよ。ふうううん。
まぁ、暴露はやめておこう。君の大好きな世界だからね。

ゴールデンが関係すると、みんな足が付く。（爆笑）

文化大革命は、中国でいまやケチョンケチョンにたたかれているが、あれはあ
れで当時は中国の権力闘争としての必然性を持っていたよ。いい悪いで論じる
ことはおかしい。
林彪が勝っていても継続していただろう。テレビのない国で、核戦争用に毎日
穴を掘らされている北京市民は、何で穴を掘るのが毛思想なのか不満も出てい
た。文化大革命は政権基盤を確保するには中国には必然性があったのですね。
もし、文化大革命を非難するなら、毛沢東と周恩来も、スターリンのように歴
史から引き摺り下ろさなければならないが、中国はそれをしない。利用してい
る。つまり、一連の中国の流れは、線形政権であるわけです。食えないから穴
掘る代わりに、米国と握手した。
文化大革命は中国版スターリンの粛清だよ。この現象から読み解くべき論理
は、文化大革命非難なんかではないと思うね。なぜ中国はスターリン毛沢東を
今も一貫して守り続けているのか、ここが中国という国民性を知る上で、さら
に言えば西洋のギロチン革命と違う点で、東洋、それも中国の本質を知る手が
かりがあるとうことです。

中国の権力構造は、毛沢東を最後に、地下にもぐったということでしょう。
あれ以降出てくる国家主席はみな、中国軍を掌握してるというが、逆で、軍が
掌握したので、軍のお墨付きの国家主席が登場しているに過ぎない。プロ野球
の根来元コミッショナーみたいなもの。
この軍は、では、いかなるものなのか。普通軍は、戦うものだが、中国の軍は
完全に地下にもぐり、そこで密室政治をしているわけだ。写楽とおなじで、も
はや本当のボスは顔を出さない。アメリカ大統領を飼っている体質と似ている
のではないか。ですから、日本のようなみえみえ小泉政権の単純権力構造では
歯が立たない。政権交代なき永代政権があるのですからね。

下手な「ゴールデン・糞する」の幼稚園版民主主義レベルの日本民主主義なん
て実現しても、だから屁のツッパリにもならない。
米国はこの地下政権を常に見張っている。その上で、米中戦争必死と踏んでい
る。

紅衛兵は消えたのではなく、とりあえず必然性がないので舞台から衣裳部屋に
降りただけで、舞台はあいかわらず、おなじ演出組織で継続しているわけだ。
さらに正しく分析すれば、実は、文革は毛沢東の軍による失脚の祭りというべ
きではないのか。耄碌した毛沢東の哀れな末路じゃないのかねぇ。
日本はこの地下政権になんら打つ手がない。
これに引きかえ、北朝鮮は単純明快だ。まだ耄碌してない金正日は軍部と対決
しているのだろう。