・・・という本を知ってますか?

第1章は、ファーストのシーンを英訳して、文法解説をした物です。
それは理解できるのですが・・・。

続く第2章は、あまり関係なさそうな「旅行英会話」。
ガンダムやザクが、旅行中に発生した会話を、文例として掲載した物。

例えば、ガンダムがジムを相手に、旅客機への搭乗手続きをする。
ジム「お預けになるお荷物はありますか?」
ガンダム「ええ。シールドとビームライフルをお願いします」
ジム「ジオン軍のムサイが迫ってますので、お急ぎください」

入国審査をする係官ザクと、旅行客グフ。
ザク「バッグの中身はなんですか?見たことのない物ですね」
グフ「ヒートロッドだ。ザクとは違のだよ、ザクとは」
Caution この会話のような態度で、税関を通らないように。

タクシーに乗るガンダム。
ガンダム「タクシー!」
Gファイター「どちらまで行きますか?」
ガンダム「オデッサ作戦のヨーロッパ戦線まで行ってくれ」
Gファイター「ここからだと1〜2時間ですけど、途中にジオン軍がいると、もう少しかかります」

ジャブロー観光(?)に来たシャアズゴック。
シャアズゴック「ジャブローの地図を見せてくれ」
アッガイ「ここにあります。どうぞ」
シャアズゴック「ここがきっと基地の入り口だな。今日は開いているのか?」
アッガイ「今日は開いているはずです。ほら、連邦のモビルスーツが入って行きますよ」
シャアズゴック「とにかく基地内のドックに行かなくてはな。行くぞ、遅れるなよ!」

空港で待っている荷物(ビームサーベルとシールド)が出てこないギャン。
リックドム「申し訳ありませんが、届いていないようです」
ギャン「困ったな。このままではキシリア少将への男の面子が立たん」

警察にて。被害者エルメスと、警官ガンダムの会話。
エルメス「すみません、助けてください。暴漢に襲われたのです」
ガンダム「詳しい状況を、話してください」
エルメス「突然あいつが目の前に現れて、お互いに心の中で口論になって・・・」
ガンダム「それから?」
エルメス「もみ合いになって、額にビームサーベルを突き付けられました・・・」
ガンダム「相手の容姿は覚えてますか?」
エルメス「白い奴・・・綺麗な目をしてました」
ガンダム「他に特徴は?」
エルメス「心は共鳴していたのですが、他にはなにも・・・」

ここはガンダムよりも、ゲルググの方がいいんじゃないか?


・・・など、結構笑えますが、これで英会話が覚えられるかというと・・・???

Because he was a spoiled brat.=「坊やだからさ」だって・・・。

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis@Yahoo.co.jp