kono@ie.u-ryukyu.ac.jp (Shinji KONO) writes:

> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
> 
> In article <86r6us5vf0.fsf@bsd2.4bn.ne.jp>, Yoshitaka Ikeda <ikeda@4bn.ne.jp> writes
> > 先にハッシュだけ公開しておくというのもひとつの手段かもしれません。
> > あとで、改ざんしていないことを担保できます。
>   ...
> > まあ、個人情報の墨塗りの話はどうしてもつきまとうので、それをどうするか
> > というのは問題ですが。
> 
> 技術的に解決したがるのは暗号屋さんの良くない癖だな〜
> まぁ、いろいろ解決策は思い付くけど...

まあ、ここらへんのセキュリティプロトコルはもともと専門じゃないんですが、
興味深いと思っていたりしました。まあ、もし面白いことができたら、
どこかで発表してもいいかな。
 
> 信頼性の問題は人間的な問題だから、技術だけではちょっとね。

信頼性以前に、ポリシーがちゃんと決まってないあたりが問題なのかなという
気がしました。
結局、「参加者ってなによ」という質問には、
「参加者とは選挙管理委員が参加者だと思う人のことである」
なんて定義になっちゃうんじゃないかなぁ。と。

匿名性と二重投票の防止ってのが割とよくあるテーマなんだけど、
その前に「投票権を誰が持つのか」というのを確定できないのでは、
どうしようもない気がします。
まあ、誰が持つのかはいいとしてもある特定人物がその権利を二つ以上
持つことを困難にする手段ってのをどう考えるか、ですね。

はがきを使うというアイディアも、はがきを受け付ける住所を大量に
保有することが困難だという事実に基づいてるだけで、住所情報を
得ることが目的ではないわけです。かといって、少なくともはがきが
届く程度の情報がないと難しい。

以前は、(たいていの人は)メールアドレスを大量に保有することは困難
だったわけですが、今はそうではないので、メールアドレスだけでは
不十分ってことです。

#接続プロバイダのメールアドレスでないとダメ&IPアドレスチェック
#という方法もあるけど、どうなんだろう。もちろん会社や大学の
#メールアドレスならそれにふさわしいIPアドレスをもっていることとか。

どっちにしても、投票者の不正の可能性と選挙委員の不正の可能性、
両方についてバランスよく見なければいけないでしょうね。

> > 同報メールだと、後で公開するときに、恣意的に抜いてもわからないけど、
> > 連番のついたMLなら数字が抜けていると一発で判明しますね。
> > そういう意味では、MLの方が透明性は高いでしょう。
> 
> 記録を残すとかメールの自動分類とかあるので、MLの方が合理的で
> すね。

わたしも、MLの方が合理的だと思います。




#いっそ、何もチェックしないってことで、メールアドレスをより多く作れる人が
#独裁権を握れるようなシステムにしちゃっても面白いかもしれないな。
#もともと、fjが民主主義である必然性もないし。

-- 
I LOVE SNOOPY!  でつ
Yoshitaka Ikeda mailto:ikeda@4bn.ne.jp
My Honeypot: honey@4bn.ne.jp  <-don't send this address