“級数”とは、Cauchy にとって、何であったか?
Yuzuru Hiraga stupidly wrote:
>
> M_SHIRAISHI wrote:
> > 無限級数とは「数(複素数)を次々に無限に加えて行くことを表した式」のことだった。
> >
> > それを、現行の数学書に見られるようなものを『無限級数』と呼ぶようになったのは、
> > 1922年の K.Knopp による、数列に基づく「定義」を*踏襲*してのことに過ぎない。
>
>
> 現行の(収束・発散を含めた)無限級数の定義はコーシーが与えたもの。
> 100 年も前の話。そんなことすら知らんのかね。
βακαμων!
Cauchy は 彼の有名な著書 "Resume des lecons donees a l'ecole royale
polytechnique, sur le calcul infinitesimal" の中で 次の様に書いている:−
「無限に沢山の項の列
(1) u_0, u_1, u_2, ・・・, u_n, ・・・
において、各項が与えられた法則に従って、順々に導き出されるとき、
これを*級数*という」
# つまり、Cauchy が上記の書で“級数”と呼んでいるのは、現代の用語で言えば、
「級数」ではなくて、「数列」のことだ。
## 「そんなことすら知らんのかね」とは、貴様の言うべき台詞ではなくて、
こちらが言う台詞だ ----- こんバカタレが!!!
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