kono@ie.u-ryukyu.ac.jp (Shinji KONO) writes:

> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
> 
> In article <bhv2mq$3fv3l$1@ID-83482.news.uni-berlin.de>, Kaz Hagiwara <K.Hagiwara@gu.edu.au> writes
> > どういうつもりでやったのか知りませんが、イラクとしては、国連まで標的にす
> > ると今後の復興に関して見通しがたたなくなりそうですが。
> 
> 「イラクが」テロやっているわけではないですよね。むしろ、今の
> 反イラク勢力がやっているわけだから、インパクトを考えると
> 効果的なテロだな。
> 
> > このままの状態が続いて困るのは、とりあえず当事者のアメリカ現政権とイラク
> > 国民ですが、じゃ、続くと得をするのは誰かということですね。
> 
> あっさり撤退っていう手もあると思いますけど。アフガンでは
> そうしたわけだし。あとは野となれ山となれ〜

アフガンでは開戦前から多国籍軍や、旧北部同盟に戦後復興委ねられる計画で
したね。
収支決算が赤字になって回復の見込みないときに企業だったら倒産なり買収さ
れることになるんでしょうが、大企業では変に延命策とられて傷口広げる結果
になることは良くあることで、アメリカのイラク占領も財政赤字の傷口広げる
結果になるか。
# 無論、アメリカ外交の信用も。

> まぁ、利権をあてにしていた人達は怒るだろうが、政権が替わっち
> ゃえば関係ないですしね。

その連中の甘い見通しと、あまりの強欲さに政権が替割るまでつけを払わせら
れそうですね。

> 結局、得したのは誰で損したのは誰なんでしょう?

損したグループ

1. アメリカ国民。

30億ドルの復興予算要請か イラク資金枯渇で米政権
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030827-00000072-kyodo-int

2. アメリカ軍。

戦争民営化のなれの果て 

http://tanakanews.com/d0823iraq.htm

==== 引用 ===
娘からのこうしたメールを受け取った母親は、それまでイラク戦争を支持して
いたのが急速に反戦へと考え方を変え、地元シアトルの放送局「KIRO」に
この話を明らかにしたことで、広く伝えられるに至った。50年前、占領地の
子供たちにスナック菓子を与えていたアメリカ兵は、今や自分たち自身が何カ
月もスナックを食べられない状態に置かれている。(関連記事)

 水が足りないのでひどい熱射病になり、死んでしまった兵士もいる。米陸軍
のマニュアルに従えば、イラクの現状で各兵士に必要な水の量は1日3ガロン
(約10リットル)である。兵士たちは、その3分の1の水しか与えられてい
ない。(関連記事)

 米軍兵士の苦境は、これだけではない。国防総省は今年4月から、イラクと
アフガニスタンに派兵している兵士たちに、特別危険手当と家族手当の増額分
として、1人あたり月額250−475ドルを通常の給料に上乗せして出して
いた。だが、もう予算がないので、10月からは、再びこの上乗せをなくすこ
とを検討している。(関連記事)

 アメリカでは軍隊は共和党寄りの勢力である。だから、軍隊の専門紙である
アーミータイムスは、ふだんは共和党政権の批判はあまりしない。ところが今
回はさすがに堪忍袋の緒が切れたようで、6月末の記事で、すでにブッシュ政
権に対する激しい批判を展開している。軍の上層部には比較的手厚い昇給をす
るのに下級兵士の昇給はほとんどないとか、ブッシュの減税は大金持ち層には
得になるのに、一般の軍人が家を買ったときの課税を減らしてほしいという軍
からの要望は何年も凍結されたままだ、といったような批判である。 
==== 引用 ===

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Kiyohide NOMURA
Department of Physics,
Kyushu University,
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http://maya.phys.kyushu-u.ac.jp/
TEL,FAX:+81-92-642-2566
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