現世利益を何妙法蓮華狂で実現できると説いたインチキ性はどれだけ日本の政
治を後退させてきただろうか。宗教は宗教に閉じているべきであった。間違っ
ても政治に宗教が乗り出してくるのを許すべきではなかった。

政教分離を徹底しなかったばかりに日本の政治は混迷にいたった。
もし、公明党が宗教と癒着していなければ、公明党などこの世に存在しない。
自民政治はとっくに政権交代している。日本社会党や労働組合など日本の野
党勢力がかくも壊滅することはなかった。反対勢力というのは、使用者側に
とっても必要なのだ。みんながみんな使用者側の政治勢力にしてしまえば安心
だろうがこれでは経済も日本も衰退するのである。