日曜にTBSチャンネルでガイアを見ていたら、量子力学的な怪獣のせいでビル
が砂のようにこぼれて壊されてました。「過去でイマジンが暴れているっ」(違)

From article <fnm67j$2gib$1@ns.sfwj.jp>
        by "Makiko" <shoji@kyoto-econ.ac.jp>

> 『電王』がVシネマになるそうで。
> しかし、ゼロノスはもう変身できないぞ。

今検索したら「クライマックス刑事」なんてネタに困った2サスみたいな仮題
が… おちゃらけ系のハナシなのか?

> で、いよいよ始まりました、『仮面ライダーキバ』
> 第1話「運命 :|| ウェイクアップ!」
> 妙なマークは、楽譜のリピート記号です。

> 『石ノ森章太郎生誕70周年記念』と表示した直後に1986年の字が大写しに
> なるのは、一瞬混乱する・・・
> 教会での葬儀。花を手向けようとした女の前で、遺体の目が開いた。

キリスト教の葬式は勝手がイマイチわからないので戸惑うんですよね〜。

> 立ち上がった死者の背から伸びた蜘蛛の脚が女を捕まえ、生気を吸い取る。
> 男は怪物に変化。形はあまり蜘蛛に見えないけど、動作は蜘蛛っぽい。

やはり1話目は怪奇蜘蛛男という定番。

> 外に出て逃げ惑う人々を襲っていると、何かが投げつけられた。
> 赤いバラの花束を持った喪服の女が近づいてくる。
> 怪物の体にいくつもの唇が映って、「きさま、何者だ」意外にいい声。
> 「神は、過ちを犯した。おまえのようなファンガイアをこの世に在らしめた
> 過ち、あたしが正す!」

こんなベールをかぶってる日本人女性って、南野陽子以外にもいたんですね。(をい)
平成のヒーローは時代劇めいた名乗りとは縁遠いと思っていたら復活か。まあ、
「おばあちゃんが言っていた」とか「最初っからクライマックスだぜ」も似た
ようなものか。

> 女と怪物が交錯、切り裂かれた喪服を脱ぎ捨てて堂々と姿を見せた革服の女が、
> 腰の武器を抜く。

ここで「あ、ペギー松山」とか思ったヒトはトシがばれます。
ちゃんとメイクも1986年なのねん。

> ナイフから鞭へと変化する武器で攻撃。だが、とどめを刺そうとすると
> ファンガイアは消えた。

ということは、怪奇蜘蛛男が2008年に登場するってことなんでしょうか。

> 時が過ぎ、そのファンガイアが残した爪跡に触れるのは、マスクや眼鏡で
> 完全防備の花粉症ですか?な若者。

もうすぐその気の重い季節。

> 石畳の模様は2008の文字。なんでやねん。

テレビの前のおともだちは過去と現在のカットバックは分かったかな、といら
ぬ心配をしたりして。

> 猫じゃらしを手に植え込みに頭を突っ込んでいるマスク男に声をかけたのは、
> セーラールナ(違)。彼女から魚の骨を受け取ったマスク男、なぜか肩を
> 落として、また茂みの陰をのぞく。そこには猫が。
> 「まさか渡、あの魚を狙ってるんじゃ。ダメじゃない、あれ猫ちゃんの
> ご飯でしょ」
> ノートを取り出して開く渡。見せたページには、『ごめんなさい』

今回の真魚ちゃん? 名前も「りな」だし。

> とある屋敷の前に、次々と人が集まってくる。警官もやってきた。
> 異様な悪臭が問題になっているらしい。
> 門柱には『紅 KURENAI』と刻まれている。

この時点では「おいおい、ゴミ屋敷の住人が主人公か」と思いましたが、家の
中はきれいでした。:)

> そこに渡たちが来た。
> 「あっ、ほら、お化け太郎よ」変身するとオバケタロス(違)

イマドキ「お化け太郎」なんて名前つけるか〜。野上良太郎並のセンス。

> 問い詰められても無言を通し、マスクもとらない渡。
> 「あの!すいません。この人、アレルギーなんです」
> 論より証拠とばかりにマスクをひっぺがされ、渡が呻いて口を押さえる。
> 「この世アレルギー。なんていうか、この世界のすべてに免疫機能が
> 過剰反応を起こし、マスクを外した場合、下手をすると命に関わります」
> 返されたマスクを慌てて着ける渡。
> 「それでもというのなら、こちらとしては医師の立会いを求め、家宅捜査を
> するのであれば、捜査令状の提示を要求します」
> 用語は家宅*捜索*が正しいと思います。

まあ、あの程度のマスクで防げるぐらいじゃ、そこまで反応しないとは思いま
すが。
> 
> 大鍋が湯気を立て、バイオリンが並ぶ屋敷の中で、バイオリン型の寝床から
> 起き出しす黄色いコウモリ。窓の外、無事に玄関に向かう渡の姿に
> 「静香、グレイト」

緊張感のないデザイン。^^;
> 
> 場面は変わり、お仕事中のモデル、恵ちゃん。なぜか和食がインサートすると
> 思ったら、次のシーンでは、食堂でおっちゃんたちの視線を集めてお食事中。
> 満腹してふと見ると、秋刀魚の骨が引きずられていく。テーブルの下を
> のぞくと、不審なマスク男が骨を収集中。店にきちんと頼めばくれるだろうに。
> 逃げ出す渡だが、捕まった。

1986年ならいざしらず、イマドキこ〜いう食堂も健在か?

> ○1986年。
> 『mald'amour』と看板が出ている喫茶店。ゆりと呼ばれた店員は、あの
> ファンガイア・ハンターの女だ。でも、生後間もない子犬を怖がってる。

「オマエはオバQか」と2008年では意味不明ぎみのツッコミをしたくなったり。

> そこに現れた男、嶋。「今日の体脂肪率は?」
> マスターは17.8%、嶋は17.2%。マスターの負け。

体脂肪率を気にしているわりにはふつ〜だな〜。ちょっと待て、昭和にそこら
へんの人が使える体脂肪計なんかなかったはずだぞ。(今調べたら1992年発売
らしい)

> 嶋の本当の用件は、ゆりに次のターゲットを伝えること。
> バブルなんて言葉で時代をアピールしつつ、写真を見せる。
> 表の顔は不動産会社社長。だが、秘書が5人も行方不明になっているという。

しゃちょさんは霞弟ですな。

> ○同じ店の、2008年。犬も同じだとしたら、かなりの老犬だな。

犬ってそんなに生きられるのか、とか思いました。

> 恵に詰問され、ノートをめくり始める渡。マスクしてても声ぐらい出せるだろ。
> 「まずは、その眼鏡とマスクを取りなさい!」
> 渡は首を振るが、恵は実力行使。『誰か止めてください』のページもむなしく、
> ついに顔が晒された。
> 「あら、意外と可愛い顔してるじゃない」
> 口を押さえる渡。
> 「はは〜ん。あたしがあんまりにも美人だから、緊張してるんだ」
> 「違います」あ、しゃべった。

こ〜いうところの否定だけしゃべるのにフカクにもややウケ。

> アレルギーを主張するが、強引に深呼吸させられる。
> 「ほら、全然平気じゃない。なにがこの世アレルギーよ。気のせいよ気のせい」
> 呆然としていた渡、恵に電話がかかってきた隙に逃げ出した。
> 
> ○1986年、夜。
> 件の社長が、秘書の運転する車を何もないところに誘導する。
> 「君のような美しい秘書が見つかって、私も嬉しい。乾杯」
> 顔の下半分がステンドグラス状に変化。悲鳴を上げる秘書。
> そこにバイクが現れて、何度も体当たり。

なんのバイクかは識別できませんでしたが、さすがに1986年当時の、ってこと
はないんでしょうね。

> 津上社長はひとこと電話して、車を出た。向かってくるバイクを片手で
> 受け止める。転がったゆりが睨みあげた。
> 社長は馬のファンガイアに変化。生身でファンガイアを相手にするには装備が
> 貧弱な気もするが、とにかく戦ってるあいだに、秘書が逃げ出す。

ウマフェノクくんもそうでしたが、馬怪人ってのもちょっとおまぬなかんじが
ぬぐえない。

> 社長はゆりを放り出して人間態に戻り、秘書を追った。駆けつけた部下たち
> には、ゆりを追わせる。

この部下は人間なんでしょうか。

> 通りがかりの男と抱き合って追っ手の目を逃れたゆり。
> 礼を言って立ち去ろうとすると、相手の男は
> 「そりゃないだろ、人をその気にさせといて。人生は短い。けど、夜は長い」
> ゆりの手にキス。さらに顔を近づけると、殴られた。

というか、張り手。:)

> 秘書の生気を吸い取って歩き出した社長のところに、ゆりが現れた。

秘書のヒトのメガネとかスーツも、「こ〜いうの、あった、あった」というか
んじでした。

> 鞭で引きずりおろし、突っ込んでいこうとしたゆりを、先ほどの軟派男が
> 掴まえて抱きしめる。
> 「寂しかったろう。ひとりにさせて、悪かった」
> その間に、社長は逃げてしまった。
> 「自分が何したかわかってる? この・・・バカ!」
> またパンチ。バイオリンケースが転がった。

2年続けて、そ〜いうヒロインなのか。ゆりパンチとか名前がつくのか。

> ○2008年。
> 恵に引き抜きの話を持ちかけているのは、有名モデルのカオル。
> その顔は、津上社長?
> 大ファンだと言う恵に、スタジオに遊びに来るよう誘う。
> 
> 渡は入浴中。浴槽の隅に小さくなっている。

別におにいちゃんの入浴シーンはいらないです。(をいをい)

> 「おまえ、まだ昨日の女のこと考えてんのか? そんなにいい女だったのか? 
> ジャンヌの肖像画みたいな?!」
> キバットが言うのは、モディリアーニの絵のこと。ポイントは長い首:-)

西条副たいちょとか邪美とかがいいのか。

> しかし、渡が気にしているのは、自分がこの世アレルギーじゃないかも
> しれないということだった。
> 「こんな汚れた世界の空気を吸っても生きていけるってことは、僕も汚れた
> 人間だったんだ。そう思うとなんかショックで」
> 「アホ」

「おまえは中学生か」とかツッコミたくなりました。

> 撮影中のカオル、恵の姿を見つけてにっこり。
> 衣装換えでカオルが引っ込んだ直後、暗幕が下りて、恵は闇の中にひとり
> 閉じ込められた。
> 「よく来てくれました。歓迎しますよ。君の美しさに、乾杯」
> カオルの顔がステンドグラス状に・・・

乾杯好きのしゃちょさん。(違)

> 大鍋の蓋を取る渡。後ろでは静香が鼻をつまんでいる。膠でもとってるのかと
> 思ったら、ニスに混ぜて塗るんだって。
> これまで、蛇の抜け殻や犬の糞を試して失敗。
> 飾ってあるバイオリンを見て、
> 「いったいいつになったら、こんな色が出せるのかな」

バイオリンのことはよくわかりませんが、色が大事なんですかね〜。素人考え
ではあまり音色には関係ないような気も。

> 逃げる恵だが、カオルに先回りされた。
> 
> バイオリンを弾いている渡。
> 
> 恵、絶体絶命。そのとき銃声が?
> 恵の手に、奇妙な形の銃。
> 「きさま、何者だ」
> 「神は過ちを犯した。あなたのような存在を許した過ち、あたしが正すわ」

左手で銃を使ってますが、中のヒトが左利きなのかな。
> 
> 共鳴して鳴り続けるバイオリンに、渡が顔を上げた。キバットも出てくる。

静香はキバットを認識しているのか、どうかはわかりませんでした。

> 戦い始めたものの、かなりピンチの恵。
> 
> ゆっくりと歩いていく渡。マスクはあっさりやめたのか。
> 「キバット!」
> 「よっしゃー、きばっていくぜ!」
> キバットを掴んで手に噛みつかせる。「がぶっ」(脱)

こんな脱力パターンでお子たちは納得するのか、とかちょっと心配。心配とい
えば、おもちゃは牙のところはだいじょうぶなのか、とか一瞬思いました。ま
あ、おもちゃの開発のリードタイムは1年間ぐらい取るそうなので、そんなこ
とは十分検討しているんでしょうが。

> 首に赤い筋が走り、ベルトが現れて、「変身」キバットをベルトに装着。
> 鎖の音をたてながら走り出し、ファンガイアを引っつかんでそのまま走る。

静電気体質なのでこの時期銀河皇帝みたいに指から火花を飛ばしているえばた
は鎖でアースを取りたい。^^;

> 全身の体形と動きを見ると、やっぱり中身は高岩さんか・・・
> 素早い身軽な動きで、激しく戦う。ファンガイアは剣を作り出して
> 襲いかかった。とどめとばかりに、腹に向けて突き出す剣。
> だが、その切っ先はキバットがくわえて止めていた。

コウモリだから鉄棒の要領で逆さにぶら下がるのか、とかぶっ壊れる車はトヨ
タなのねん、とか。

> 「へへへー、残念でした!」
> しかし、ベルトにくっついたままだと、某左手より機動性に欠けますな。

平成だからザルバ?

> 一気に反撃! 敵を殴り飛ばすと、ベルトから笛?をひとつ抜いて、
> キバットのところに差し込む。
> 「いくぜ! ウェイクアップ!」

「頼んだぞ、ミクラス」とかベルトの笛に思ったりして。

> 回転して飛び立つキバット。欠けていく月を背景に、世界が一瞬赤く染まる。
> 高く上げた脚の鎖が外れ、高々とジャンプしてキック!
> 壁にめり込むファンガイア。背景はキバのマークか?

高く上げた脚の砂煙といい、軸足が左足(左投げ)といい、「巨人の星」かいな、
とか。必殺技がライダーキックなのはマル。でもこうもりつながりでナイトの
パラソル・チョコ技みたい。

> ビルの中腹から竜の頭が出てきた。翼も生えて、飛び立つ。なんじゃこりゃ。
> 残った上の階がどすんと落ちる(^^;
> ファンガイアは散った。そこに竜が舞い降りて、かけらを食っていった。

おもちゃが出てもこの竜は売れないような気がする…

> 「キバ・・・」恵が武器を構える。
> 3発の羽根つき弾丸が、去りゆくキバの背に迫る・・・

ファンガイアのお仲間として名前まで知れ渡っている?

> 『555』に近い感じですが、少し『アギト』風味も。
> なんとなく疲れるところもあるけど、まあ悪くはない。

出だしはまずまず順調なかんじ。

> 2つの時代が頻繁に切り替わるのは、ちょっとしんどいかも。

お子たちはカットバックについてこられるんだろうか。

> キバットバット3世という名前の響きに、キングザウルス3世とか
> レッドバットンとか連想するのは、我ながらマニアック(^^;

キングザウルス3世みたいに「初代と2世はどこにおんねん」なんでしょうか。
-- 
  恵畑俊彦                        Shields up, photon torpedo armed,
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