ENODEN etc.
※江ノ電の話ですが、夜行バスの話が入ってますんでfj.rec.busにも
ふっています。
竹田@ZAQ大阪です。
9月ではありますが夏休みを取りまして、夏期吉例『併用軌道探訪の
小旅』に行って来ました。今年のターゲットは江ノ島電鉄の腰越〜江ノ
島。副題として、鶴岡八幡宮と大仏さま参りが付いています。
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木曜日の晩に出発するんで大丈夫だろうとタカをくくっていたらどう
してどうして。東京or新宿行きのJR夜行バスは、青春、メガ、普通、
どれも満席。メガに乗ってやろうと企んでいたんですがあえなく挫折。
列車の夜行をしり目に、バスの夜行は相変わらず元気なようでございま
す。
JRが乗れないと知って危機感を抱いた小生、近くのJTBに駆け込
み、近鉄バスの切符を手配。運良く取れましたが、手数料300円取ら
れました。これが夕方の話。実際夜乗ってみると、ほぼ満席。危なかっ
た。ちなみに帰りは、藤沢から江ノ電バスの夜行に乗って帰ってきたん
ですが、こっちはガラガラで席かわりたい放題でした。
今まで東梅田から東京行きの近鉄は、毎度東北急行バスだったんです
が、今回はホントに近鉄バスでした。まあ、乗っちゃえばあんまり変わ
りはないんですが。4列シートだとフットレストがありませんから、小
生の場合、足の置き所に困ってなかなか眠れない。
さて、ご記憶の方も中にはおられるでしょうが、小生「銀河伝承会の
茶坊主」。しかるに夜行バスの軍門に下る後ろめたさで、東京では毎度
寝台『急行』銀河のお出迎えをしております。最近も嶋田さんがお書き
でしたが、客足・・・、寒いですな。扉が閉まるまで見てましたが、百
人いってないでしょ、ありゃ。
さて、出雲が無くなった今日、銀河をどうやって田町に返すのか?
と疑問を抱き、品川方の留置線を見てみると誰もいない(何もない)。
単機でお出迎えが来るのかと思っていたら、反対ホームに回送が来ると
いうので見ると上野側からEF65の単機が入れ替え標識を点灯させて走っ
てきます。そのうち、銀河の大阪側にガッチャンコ。小生「機回し」の
意味は知ってますが、実際に機回ししているところは初めて見ました。
なんやかんや用事を済ませて、ようやく14時半過ぎに鎌倉に到着。
昼飯を探しがてら鶴岡八幡宮を参拝。結局、鎌倉ハムの本店で土産を買っ
た以外は、鎌倉の名物が何かを知ることもなく江ノ電鎌倉のラチを開け
ました。参道で何件か「鎌倉そば」を見ましたが、鎌倉はそばが名物?
さて江ノ電。あの車体であの線路であのバネ式転轍機(俗称、バネポ
ン (大嘘) )で、あのワンハンドルはもったいないと思うのは小生だ
けでしょうか。(藤沢はともかく)あの途中駅を見てあの緑色の車体を
見てあの客室を見て「ローカル線だねぇ」とほっとした後に、ふと乗務
員室を見ると卓周りがかなりゴージャス。片手握りのワンハンドルっす
か。連接だったり電連付き密連だったり1車だけドアカットだったり意
外に女子学生(中学? 高校?)の利用多数だったり。あなどれんな、
江ノ島電鉄よ。
通勤で毎日交流モーターの音を聞き、線路は地下か高架な日々を送っ
ていると、江ノ電みたいな路線はエラく新鮮に写ります。あの短い車体、
あの単線、あの駅、車両が小さいが故に車両限界も小さく、目の前に迫っ
てくるトンネルポータル、石垣、軌道脇の家、「オヤって何?」と言わ
んばかりの軌道横のあれやこれや。路面電車並のカーブ半径、はては、
線路を横切らないと門をくぐれない家。踏切なんかありません、「俺の
屍を越えてゆけ」ならぬ「この線路を越えてゆけ」を実行しないと家に
入れないという光景はかなり新鮮。そんなところでもマンホールが並ん
でるのを見つけて、こんなところに下水道を通した自治体もなかなか漢
だと感心。
滞在中、都合3回、腰越〜江ノ島を通りました。勿論運転士後ろにが
ぶりより。うち1回は、併用軌道を知らないと見える八王子ナンバーが
列車が目の前にいるのに突っ込んできて即EB投入で急停止。かと思い
きや、そもそもスピードが無かったので、非常手前で寸止めしてました。
フツーにブレーキを緩めて発車しましたが、江ノ島入線待ちですぐ停車。
国道上に4両編成が鎮座して周りで車が待っている姿はナゼか笑えます。
ちなみに件の八王子ナンバーは、すごすごとバックしていきました。
併用軌道を走っている間、国道の真ん中を電車がゆっくり走る姿に、
(当時近鉄は20m級もいましたし複線でしたが)近鉄奈良が地下に潜
る前の油坂がこんな雰囲気だったんだろうなと、地下切り替え前の近鉄
油坂の写真を思い出しておりました。
大仏さまを見物し、七里ヶ浜で「湘南の海」なるものを見物し、藤沢
が19時半頃。22時のバスまで時間があったので、知人に電話して、
近くの漁港にあがったという魚で一杯やってると、やってきました、今
年3月開業という江ノ島電鉄バス京都、難波、堺行き。まだ認知度が低
いのか、車内はガラガラ。後ろに客が居たため、早々に席を移動しマッ
クスに背を倒します。でも何か足りないなと思ってたら分かりました、
ふくらはぎを支えるフットレストが無かったんです。この点はJRバス
に分あり。あとは、他社と変わりない3列シートでした。藤沢以降、ど
こにも停まらないということだったので、初めて車内の冷水器(ほんと
はただの「でっかい水筒」)を使いました。茶を買い忘れたときには便
利です。
********************来る日も来る日も103系(2代目)
karura@occn.zaq.ne.jp 時々201系
karura@hct.zaq.ne.jp 竹田 貴博
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