ども、みやこしです。

(あれ、EPGをよく見たら、サンテレビの地上波デジタルでは、1125i・16:9で
 放映されているではないか。これは、もしかしたらBS-iの放映やDVD発売を
 待たなくても、スクイーズのより綺麗な画面で見れるのでは…抜かってしも
 た…よし、今さらだが、今回はアナログとデジタルとの両方を録画しよう。
 このW録機能、今使わずに何時使うと言うのだ。せっかくだから、デジタル
 の方はビットレートを最高に、音声もリニアPCMにして…違いが判るかどう
 かは二の次、気分だ、気分…これで準備はOK。さあ、始まったぞ………。
 ……。
 …。
 額縁かよ、デジタル…)

#すみません、ちょっと(いや、かなり)がっくりきたもので(^_^;
#(今風に書くと、こんな感じ? → orz)

「英國戀物語エマ」第三章「告白」

■南からの訪問者
 タワーブリッジをくぐり抜け、テムズ河を遡行する蒸気船。その甲板に立つ
男が一人。異国風の服をまとい、異国風の肌の色をしたその男は、やはり異国
の言葉で呟くのでした。
「懐かしい…」と。

 原作では、ヒンディ語の文字に日本語が添えてある「彼」のネイティブな台
詞をどうするか、と思っていたら、いきなりこれです。エンディングには、
「ヒンディ語協力」とテロップがありましたので、きちんと合わせてきたので
しょう。発音が正しいのかどうかは私には判りませんが、この拘り方には毎回
驚かされます。ちなみに、この場面はオリジナルです。

 さて、相変わらず仕事に身が入っていない坊っちゃま。緩んだ顔で浸ってい
たり、部下の報告も適当にあしらったり。
 まぁ、大体何を考えているのかは想像がつきます。おおかた、前回エマに色
好い返事を貰った時の事でも脳裏で反芻しているのでしょう。
 それにしても、アニメの坊っちゃまは、ほんっとに働いていませんね。原作
では、少なくとも部下とのやり取りは真面目にしていたし、小説版では、商売
の駆け引きもそれなりに出来て、さすが商家の長男、といった姿も見せている
のですが。

 そこに飛び込んできた来客の知らせに、玄関に出た坊っちゃまの見たものは。

 派手に飾りたてられ、重々しい足音を響かせる象達。
 ターバンを頭に巻いて、笛を吹き鳴らす半裸の男達。
 優雅に花びらを撒き散らす、やはり半裸同然の肌も露わな女達。
 そして、ひときわ派手に飾られた象の背中に鎮座する屋根付きの豪奢な輿に、
悠然と座った一人の若者。
 にこやかな笑みを浮かべたその若者を見て、坊っちゃまは驚き、思わず叫び
ます。
「ハキム!」
「久し振りだね、ウィリアム」
 本作の登場人物の中で、おそらく最も派手な登場をした彼の名は、ハキム・
アタワーリ。言うまでもなく、冒頭で甲板に立っていた男です。単行本第2巻
のキャラ紹介によれば、「ジャイヤプール藩王国マハラジャ(藩王)の第二王
子。腹違いを含む兄弟の数は18人」だそうです。
 キャストはうえだゆうじさん。イメージしていたのより、ちょっと軽いかな?
という感じがしました(^_^;
 ハキムのキャラは、原作・小説版・アニメ版でそれぞれ少しずつ違うらしい
ので、それを踏まえたキャスティング、という事であれば、今後キャラが動い
ていけば多分違和感も消えるだろう、と期待します。

 急な来訪の理由を、家では婆やが五月蠅いので、たまには「一人で」旅行も
いいだろう、いつも君に来てもらっているから、と説明するハキム。
 ハキムにとって、撒いた花びらを掃除している男達や、ハキムの側に侍って
いる女達は数に入っていないようです。

 そこにやって来た坊っちゃまの妹弟達。
 丁寧に挨拶をするグレイスは、初対面ですが、ハキムの事は坊っちゃまから
聞いていたようです。
「エキゾチックで素敵!」
 と、キラキラした眼でハキムを見るヴィヴィーは、やはり結構ミーハーとい
うか、面食いなのでしょうか。
 そのヴィヴィーの様子を見て呆れるアーサーに、ハキムの取り巻きの女達に
囲まれて泣きそうなコリン。コリンは、これが元で女性嫌いにならなければ良
いのですが(^_^;

 ちなみに、ハキムに仕える4人の女達は、通称「ハキム・ガールズ」。踊り
子で、常にハキムのお供をし、「4人でひとり」なんだそうです。彼女達は決
して笑いませんが、それも原作者によると「そこが大事!」とのこと。

 そーゆー訳で、一週間ほど滞在する事になったハキム。
「象は大人しくて神聖な動物」という彼の言葉とは裏腹に、庭で暴れまくって
いる象を見て、さすがの坊っちゃまも心配そうですが、「気にするな」の一言
で済ませるハキムの前では、あらゆる努力が無駄というものです。
「お忍びだからな、他の人にはくれぐれも内緒に」
 そう坊っちゃまに追い打ちをかけて、ハキムは大らかに笑うのでした。

■象がロンドンを走った日
 日は変わって、ジョーンズ家の朝。
 新聞にアイロンがけをしている(ようにしか見えないのですが…そーゆーも
のなのか?)メイド、その新聞を纏める男性使用人、リネンを運ぶメイド、等
々、朝から多くの使用人達が忙しく働いています。
 また、坊っちゃまの所に新聞を持っていくのに、わざわざお盆(おそらく銀
製の)に載せてたりしますが、これは「小さな物でも必ず銀の盆に載せて運び、
直接手渡すのは無礼とされていた」からだそうです。

 で、その新聞を見て驚く坊っちゃま。何に驚いたかというと…。

「あら、『インドの王族アタワーリ御子息ハキム・アタワーリ氏 お忍びで
 かのジョーンズ家にご滞在』ですって。
 新聞に出てて『お忍び』もないものだけど」
 そう言って苦笑したのは、ケリー先生です。
 あれだけの大人数に、象まで引き連れてやって来たインドの王子さまの話は、
あっという間に紙面を賑わし、先生の目にも留まる事になったのでした。
 それにしても、新聞記事で「かの」と付けられるぐらい、ジョーンズ家は有
名なのですね。

 一方、新聞を読んでいる先生の後で、壁に掛かった額の傾きを直したりなん
かしているエマ。腰に手を当てて、額が真っ直ぐになっているかどうかを確認
したりしているのが良い(^_^;
「インド……やっぱり、象に乗っているんでしょうか?」
「まさか!」
 エマの素朴な疑問を、一笑に付す先生。さすがに聡明な先生も、この時はま
だ、それが現実である事など思いもしなかったようで。

 さて、新聞記事を見てため息なんかついている坊っちゃまは、ハキムの部屋
に呼ばれます。
 そこで坊っちゃまが見たものは、異国の品々で飾られ、香の煙がたちこめる、
異世界と化した部屋でありました。
 あまりの事に言葉も無い坊っちゃまを、ハキムはロンドン見物に誘います。
馬車を用意させようとする坊っちゃまですが、それを止めさせてハキムが乗り
出したのは、やはりと言いましょうか、象でした。

 街なかに現われた象の姿に、驚くロンドン市民達。パブのテーブルでカード
をしている三人組は、第一章で少し出てきた、アルとその仲間達です。象に驚
く二人に対し、動じる風も無くカードを続けるアルが印象的。肝が据わってい
るのか、単に鈍いのか。

 象は、ピカデリー・サーカスを抜け、あらゆる通行人の注目を集めながら通
りを進みます。目立ちまくっている状態と、結構揺れる象の乗り心地とで、な
かなか落ち着けない坊っちゃま。しかし、ハキムは坊っちゃまをもっと喜ばせ
ようと、御者に「スピードを上げろ!」と命じます。
 雄叫びを上げ、疾走を始めた象の揺れはますます激しく、坊っちゃまの顔は
どんどん青くなり、ハキムはどんどん上機嫌になっていきます。ハキムにして
みれば、友人を喜ばせたいだけなのでしょうが、この場合は、不幸な事にピン
トがずれていたようで。

 もはやダウン寸前の坊っちゃまですが、その目に飛び込んできたのは、外の
騒ぎに気付いて何事かと窓から身を乗り出していたエマの姿。目の前を通り過
ぎる象の背中に、坊っちゃまの姿を見たエマは驚き、坊っちゃまは慌ててハキ
ムに象を止めるように頼みます。

「いい歳して、乗り物酔いなんて情けないわね」
 先生が呆れたように言う言葉も、エマにかいがいしく介抱してもらっている
坊っちゃまにはあまり効果が無いようで。羨ましいぞ、全く(爆)
 と、自分を見つめているハキムの視線に気が付いて、挨拶をするエマ。この
場面、途中からカメラが変にエマのアップを捉えたりしてましたが、あれはハ
キムの視点だった訳ですね。
 そのハキムは、エマが挨拶しても、坊っちゃまが二人に自分を紹介しても、
ただ呆然とエマを見つめるばかり。帰り道でも、全くの無言です。しかし、
「慣れればそんなに悪くもないもんだな。エマさんにも会えたし」
 と嬉しそうに言った坊っちゃまの台詞には反応している辺り、もはやバレバ
レですが、坊っちゃまはそれに気付かずに、
「酔ったのか?」
 等と大ボケをかます始末。ハキムが今さら象に酔うわけは無いだろうに、一
体どういう思考回路をしているのでしょうか、この坊っちゃまは。

■ハキム接近
 また日は変わって、性懲りもなくテレサの目を盗んで抜け出した坊っちゃま
は、ハキムが出かけた事を聞かされます。
 そのハキムは、街で買い物をしていました。ハキム・ガールズを連れたハキ
ムは、当然ながら注目の的。
 その時ハキムは、偶然通りかかった買い物帰りのエマを見つけ、(半ば無理
矢理ですが)馬車で家まで送ります。この辺りの行動パターンは、何か坊っち
ゃまそっくりです。やはり、類は友を呼ぶのでしょうか。

 その様子を、やはり街に出てきた坊っちゃまが見つけ、後を追います。結局、
ハキムが先生の家までエマを送り届けた様子を、物陰から見るだけの坊っちゃ
まなのでした。その夜、昼間の事をハキムに尋ねようとするも、間が悪い坊っ
ちゃまは聞きそびれてしまいます。

 ハキムが借りていった、無蓋で車体が低い馬車は、バルーシュというそうで
す。馬車がステータス・シンボルだったというこの時代、「乗っている人の姿
が見えて周囲の羨望を集められる」事がポイントになって人気だったそうで。
よりによってこんな目立つ馬車を選んだのは、ハキムの王族としての勘が働い
たのか、それとも単なる趣味か。いずれにせよ、馬車と言えば乗合馬車ぐらい
しか乗った事がないだろうエマにとっては、恥ずかしい事この上なかったでし
ょう。

 その後の晩餐の場面。普段、TVを見ながら飯を食ってるような庶民の私には、
静かすぎて返って落ち着かなくなりそうな、静かな晩餐です。
 ハキムが気になってしょうがないものの、いざ目が合うと、慌てて料理をこ
ぼしてしまうコリン。
 ヴィヴィーにいきなり話を振られても、最低限の返答で静かに食事を続ける
グレイス。
 自分が切り出した香辛料の話に乗ってきてくれたハキムを、相変わらずキラ
キラした眼で見つめるヴィヴィー。
 そして、そのヴィヴィーの様子を、やはり半分呆れたように見ているアーサー。
 と、この坊っちゃまの妹弟達が揃う場面では、必ずと言っていい程、4人の
性格の違いが明確に描かれています。坊っちゃまを含め、見た目はやはり似て
いる(特に坊っちゃまとアーサーは良く似ています)この5人ですが、この性
格の違いは、一体何に起因しているのでしょう?

 ちなみにこの、Bパートの始めから坊っちゃまがハキムに声を掛ける所まで
は、アニメオリジナルです。

■告白
 またまた日は変わって、「WILBUR & HOPKINS」商会なる店から、注文した覚
えのない品を届けられた坊っちゃま。宝石箱らしきその品の、名前を確認する
ように言われて見た、箱の裏に書かれた文字を見て驚きます。
「Beloved Emma」(最愛のエマ)
 慌てて確認した、注文書らしき紙に書かれていたのは、ハキムの名前でした。
ハキムが部屋にいない事を確認した坊っちゃまは、エマの所へと馬車を走らせ
ます。

 この、宝石箱のようなハキムのプレゼント品ですが、原作では、もっと小さ
な金属的な外観の箱で、何かよく判らない物でした。男性用の品ならシガーケ
ースかとも思うのですが、さすがに女性用にそれはないでしょうし…何だった
んだろう…。

 さて、案の定エマを訪ねてきていたハキム。今回は、白いシャツにネクタイ、
ベスト、黒い上着にズボンと、英国紳士っぽい出で立ちです。この格好からも、
彼の本気度が窺えます。
「すぐお帰りになると思いますので」と言っているエマは、ハキムが先生に会
いに来たと思っているようです。しかし、ティー・カップを出すエマの手を握
り、「君に会いに来た」とハキムが切り出します。
 まず、エマが坊っちゃまの恋人かどうか確かめるハキム。口では否定するエ
マですが、ハキムから逸らした視線と、頬の赤みが、彼女の気持ちを雄弁に物
語っています。
 まあ確かに恋人ではありませんし、エマ本人も、恋人になれるとは考えてい
ないのでしょうけど。

 そして、その答を聞いて安心したハキムは、エマに告白します。
「確かに、君の事は余りよく知らないけど…。
 立ってる時の雰囲気が好きだ。
 動き方が好きだ。
 ゆっくりと話す話し方がいい。
 高すぎない声もいい」
 このハキムの口説き文句は原作通り。エマの言動に対してのイメージが集約
されている台詞です。アニメでエマに動きや声を付けるに当たっては、原作の
絵から想像されるもの以外に、このような言葉で形容されるものにしなければ
ならなかった訳です(そうでなければ、原作ファンからは文句が山のように出
るでしょうし、原作未読の方から見ても「あんな動き方をする女のどこがいい
んだ」等と思われてはいけない訳ですから)。
 しかし、どれをとってもアニメで表現するのは難しそうなものばかりです。
特に、ハキムが好きになってもおかしくないような「立ってる時の雰囲気」だ
の、「動き方」だの、具体的にどう描いたり、動きを付けたりすれば良いのか
困るでしょうに。
 しかし、今まで描かれてきたエマは、まさにそういう風に「立って」いたり、
「動き」をしていたと思います。それをやってきたスタッフの仕事には、やは
り「まいった」としか言いようがない感じです。

 さすがのエマも、これだけ誉められれば悪い気はしないと思いますが、
「だが、何よりも顔が好きだ」
 と、ハキムが最後に言った一言で、それまでじっとハキムの言葉を聞いてい
たエマが、びくりと手を少し引きます。
 その様子に、「自分の顔が好きではない?」と尋ねるハキム。
 目をハキムから逸らしたまま、無言のエマ。
 この様子から、エマは、自分の顔が好きではないというのがありありと判り
ますが、では何故好きではないのかというと、それは彼女の生い立ちに関わっ
てきます。その辺りは、また後に語られることでしょう。

「君さえ嫌でなければ、私は君を守っていきたい」
 ハキムの真剣な言葉を聞いて、彼の目を真っ直ぐに見るエマ。果たして、彼
女の答は?

 この「顔が好きだ」以降の台詞が、原作からちょっと改変が加えられていま
す。個人的には、概ね良いと思うのですが、このハキムの最後の台詞だけは、
原作通りの方が格好よかったかな、という気がします。この辺りも、ハキムの
キャラが原作とは少し違う、というのに起因した改変なのかもしれませんが。

 ところで、この間坊っちゃまは何をしていたかと言えば、先生の家の前まで
来たものの、中に踏み込む事も出来ず、ただ悶々としていただけでありました。
 踏み込んだとしても、もし先生に対面したら何て言うか。そもそも、恋人で
もない自分が口を出す事かどうか。大体、踏み込んで見たくもないものを見て
しまったらどうしよう。
 おそらく、こんな考えが頭の中をぐるぐる回っていたのではないでしょうか。
 そして結局、ハキムが出てくるのを待たずに引き上げるしかない坊っちゃま
なのでした。

■それぞれの夜
 帰ってきた先生にお茶を淹れるエマ。その彼女から、先生は何かを感じ取っ
ている様子。

 クラブに立ち寄った坊っちゃま。暗いな、と声を掛けたのは、前回も登場し
たロバート氏です。
「案外、花嫁候補でも探しに来てたりしてな」
 話題がハキムの事になり、冗談交じりで言ったロバート氏の台詞が、冗談と
は思えない坊っちゃまなのでした。

 ちなみに、坊っちゃまが出入りしているクラブは、政治などについて難しい
話をするものではなく、「若い紳士の隠れ家」みたいなものだそうです。19世
紀には、専用の施設を持つ、会員制の、紳士が集まるクラブが数多くあったそ
うです。

「これは無駄になってしまった」
 そして、エマに贈る筈だった宝石箱を見て呟くハキム。やっぱりと言いまし
ょうか、振られてしまった訳ですね。
 ここもオリジナルです。原作では、ここには第一章に前倒しされた、エマが
ラブレターの断わりの手紙を書いている場面になります。そこでの先生の「皆
断るのね」という台詞が、ハキムの求愛も断ってしまった事を暗に示す事にな
っていました。アニメでは、より直接的な表現に変わっています。

 そんな事は知らずに、暗い表情で夜空を見上げる坊っちゃま。
 これはほぼ原作通りですが、その後の、満月を見上げるエマはオリジナルで
す。
 判り易い坊っちゃまに比べ、表情が読みにくいエマが何を想っているのか気
になる所ですが、キャップを取ったり、エプロンを外したりという、いつもの
ように何気ないエマの仕草を堪能してお腹いっぱいになった所で、続きは次回
(おい)。

■次回予告
 第四章「ミューディーズ」。
 どうやってか自動車で坊っちゃまの机の横まで乗り付けるハキムや、ミュー
ディーズのエマより気になるのは、坊っちゃまの隣で顔を赤らめているエレノ
ア嬢(^_^;
 また罪作りな事をされていなければいいのですが。

■全体をみて
 今回は、原作第三話・第四話を中心に、ハキムとグレイス達とが会う所を第
九話からと、原作にほぼ沿った内容となりました。第一章に前倒しされた、エ
マのラブレターに関する場面が抜けた替わりに、オリジナルの場面が加わり、
その結果、ハキムが告白するのが一日延びています(^_^;
 その他、細かくオリジナルの場面(冒頭の甲板に立つハキムや、カードをし
ているアル達等)や改変が加えられていますが、殆どが原作にある場面で、原
作とオリジナルとの比率はちょうど前回の逆になっているような感じです。
 オリジナルや改変された場面も、今まで同様、アニメでのアレンジと原作の
雰囲気との両方に上手く合わせていると思いますが、上でも書いたように、ハ
キムの告白の最後の部分だけは、原作の方が良かったと残念に思う所です。ア
ニメのアレンジのための、必然的な改変だという事ならいいのですが。

では。

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宮越 和史@大阪在住(アドレスから_NOSPAMは抜いてください)
BGM : マジカルちょーだいっ by 宮崎羽衣