河野真治様 wrote:
>
> 一方で微妙に機能が抑えられていて「自分が複数いるのは
> 絶対いや」ってのも、ある意味共有されているんだよな。

 情報の共有というと、最近ではすぐに「攻殻」を連想して
しまいます。特にタチコマ(フチコマ)たち。彼らの様々な
思考というのは、原作でもアニメ版でもかなり興味深いです。

> > 物語が展開します。オチは書きませんが、「失われたものは
> > 取り戻せばよい」という彼女の信念を読み取ることの出来る
> > 傑作だと思います。
> 
> なるほど、そういう解釈ですか。ある意味で彼女のSF分野の頂点の
> 作品かも知れないですね。

「失われたものは、いつか取り戻せる」の方が良いかな。
「雪の子」で彼女のファンになった私が、「一生ついて
いきます」と決意したのは、「ポーの一族」シリーズの
「メリーベルと銀のばら」でマドンナが呟く「なにもかも
とりもどせますとも」という言葉でした。「精霊狩り」や
「ゴールデン・ライラック」などもそうですが、萩尾望都
という作家は虚無的な空気の流れる作品もありますが、
やはり人間の打たれ強さとか喪失と再生を描いた作品の方が
圧倒的に多いと思います。

> バルバラ異界も久しぶりに面白い。

「残酷な神が支配する」は読むのがすげー辛かったので、
今回は、あんな内容でもけっこう楽に読めます。


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 すべては無の見ている夢 ならば良い夢を 酔生無詩
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