"Sin'ya" <ksinya@quartz.ocn.ne.jp> wrote in 
message news:c7ep6k$n1g$1@news-est.ocn.ad.jp...
> Suzuki> 「僕たちは悪くない、悪いのは他者=日本政府だ」
> 
> Suzuki> といったことなんですけど。
> 
>   この理屈(批判の理由)がおかしいと思うのです。
>   元人質の家族が悪いから、元人質が誘拐されたのでしょうか?

「僕たち」=家族集合体です。

>   今井氏は未成年だから家族にも責任があるという主張にも一理あると思いま
> すが、今井氏以外のイラク入国については、本人のみに責任があるという考え
> が妥当だと思います。

事件の初期段階において家族が「本人より政府が悪い」と言っていたんですけど。
それは違うでしょう?とい批判が集まるのは当然でしょう。

>   ちなみに以下は、解放後の話なので、解放前のバッシングの理由にはなりま
> せんよね。

バッシングなんてどこで行われているんですか?
正当な理由の下に行われる批判もバッシングになるんですか?

#「バッシング」とラベリングして批判を卑しめる行為は頂けません。

> >>>>> In <68n04m2kyt.fsf@somwinh.msi.co.jp> 
> >>>>> NISHIZAWA Yutaka <yutaka@msi.co.jp> wrote:
> NISHIZAWA> 飲んでくれ、なんてもんじゃーなかったですね。「助からなかっ
> NISHIZAWA> たら政府を怨みます」とかわめいてたし。なんで拉致実行(および
> NISHIZAWA> 殺害)犯じゃなくて政府を怨むんだこの馬鹿、と思ったものです。
> 
>   こういう態度にどれだけ寛容になれるかも、バッシングが理解できるかでき
> ないかを分けるのかもしれません。
>   焼き殺すとか言われて大きな苦しみのまっただ中にあるのだから、こういう
> 発言をするのも無理ないよな、と思うかどうか。

殺さないでくれと頼む相手は犯人以外にはあり得ないです。日本政府は
そもそも誘拐の当事者ではありませんので、本質的には頼むだけ無駄です。
イラクに入国してはいけませんとご親切に情報まで提供していた政府を
恨んでもそれは逆恨みというものです。

>   「拉致して殺した連中(実際は殺さなかったが)、および、政府を怨みます。」

「拉致して殺した連中」を恨みますなんて云っていませんが?>家族。

> なら、私には理解できます。「テロに屈っする」かどうかよりも家族を助け
> ことを優先するのは、家族の心情としては当然のことだと思うからです。

というわけで、言っていないのでどう理解されますか?

殺そうとした当事者よりも、(能力が及ばなかったかもしれないが)助けようと
した政府。非難する対象がそもそも逆でしょうというのは政治的見解なんて
いらないぐらい明白でしょう?、少なくとも多くの市民はそこに気が付いている
と思います。

>   「テロに屈っする」ことを政府(や世論の多数派)が受け入れるかどうかは別
> の問題だと思います。

今となって考えればそのような政治的問題とは全然違う問題だと思います。
もっとも、家族の態度が「テロに屈しない」という政治的判断への追い風に
なったのは事実でしょう。皮肉なものですけどね。