mindowsさんの<d8LXb.777$iK4.173@news1.dion.ne.jp>から

まず、総括から。
お返事、一部、妥当です。
誰も見てないから。という点。
まさにここが、フッサールを引用した点ですね。
お分かりになってないかもしれないし、お分かりになるかもしれませんがそこ
が本質です。フッサールを引用した。おわかり?

ドクサ(おっけん【臆見】臆測にもとづく意見)にわれわれの認識している
情報は覆われています。その中で何が確かかというと、これはもう、自分が実
感することが一番確かなわけです。酒を飲んでこれは舌にしみてうまあああ
い、と感じればこれほど確かなものはありません。これが「内在」。しかし、
神様などというものはもっとも人間にとって、手の届かない、神話、伝聞の世
界。ちょっと歩いて隣町。この辺は小さい子ならやっぱり手の届かない、ドク
サの高い世界。

われわれの周りにはドクサの度合いの高い低いというレベルでの情報が混在し
ています。特に大本営発表などというものは、ドクサの高いものですね。
現象学においては客観か主観かという見方はカントのように肩入れするもので
はありません。結局、真理は疑わしさの度合いとしてしか、われわれは認識す
ることはできない、という立場。この混迷の時期には、このような見方という
のはなかなか大切なものだと私は思いますね。報道による「確認した」とか、
言葉で「確認した」と書いてあるからといって、それは伝聞の域を出るもので
はない。
その確かさの度合い、裏を返せば臆見、ドクサ、疑わしさ、どう表現してもい
いが、「内在」でないものは常にこのような雲に包まれていることをわれわれ
は認識しておく必要がありますね。現代において、フッサールの現象学の現代
的意味は、ドクサがあるという観点でだまされないように世界を見ていくとい
う姿勢の必要性を説くものでしょう。フッサールの現象学は、この視点で見た
ときになかなか味のあるものだと思いますね。自己防衛の武器ともいえるで
しょう。
アメリカ人など、すぐに行け行け行けゴーゴーですし、大衆というのは常に、
熱狂の危険を持った生き物ですから。それを利用する手練手管に翻弄されやす
いわけですね。

今回の、奥さんの事件なんか、さまざまな確認情報が飛んでますがあい矛盾す
る情報が多いですね。あなたの流す大本営発表は、ドクサをたっぷり含んだも
のであるにもかかわらず、その認識があなたにはない。そこが危険なわけで
す。おわかり?

>
>"MAC屋けんちゃん" <きむあき@けんけん> wrote in message
>news:402f45c9_5@news.premium-news.net...
>>
>> なぜ、ここで当為べきがでてきて、べきが、論理的に演繹可能な接続を有し
>> ているのか、あなたは説明するべきです。
>
>と、おっしゃることは、やはり、投稿という営みの中に、思想的な共感を先に
>求めているのです。それは、危機感からのものです。
>
>> ここで、すでに、「内観」の意味がフッサールの内観から外れています。
>> 言葉は内観でもあなたの内観は、単なる、感想です。
>> それから、推理の意味は無意味です。
>> どれだけ、確からしいか、その度合いの問題です。ドクサをなくすことはで
>> きません。ドクサの上塗りをここでしろと?無意味ですね。現象学としては
>> ね。
>
>まあ、確信に達しておられるのでしょうからね。
>
>> 現象学は、ドクサを共有させる学問ではありません。何のために、共有しな
>> ければならないのですか?
>
>認識より先に訴えることを優先しているように思えるから。
>
>> お笑いです。何のために、括弧に入れるのですか?
>> 読者の予断って、なにをいっているのですか?
>
>現場で事件を目撃していないのは同じだから。
>
>> すでに、高位置から狙われた弾痕であること党、報道されてます。伝聞とし
>> てね。いまだに車は日本に回収されてません。これは事実のようですね。
>
>引用してもらえれば知覚可能になりますが、特に求めません。
>
>> 何を言っているのか説明してください。独我などと、フッサールが言ってい
>> るのか、フッサールの現象学をさして他者が独我と形容しているのか、あな
>> たはどちらの説をここで言っているのか、まず、お答えください。
>
>すんません、ただのハッタリです。

独我論というのはフッサールへの誤解。内在というものに確かさの基点を置い
ていることをさして、独りよがりな論と揶揄するのはフッサールを正しく理解
したことにはならないでしょう。

>
>> 集団の中というのは間主観性とどういう関係にあるのか言ってください。
>> 客観との違いがあるのか無いのか言ってください。
>
>これは難しいです。

別に難しくはないですよ。フッサールからすれば、知覚というのは与えられの
世界、つまり、見たくなくても向こうからやってくる世界ですから、これは主
観にかかわりなく誰でもおなじように見ているものと言う立場。ある種客観。
人間の主観というものは多くは共通的なもの。知覚のようなドクサの低いもの
ではないが、人間の感性も多くの点で共通レベルがある。だが、客観というの
ではないですよね。あくまで、主観の立場から見たドクサの程度の問題。
今回の奥さんの件でいえば、間主観は錯綜しているわけですね。大変なドクサ
に包まれているわけですから。
われわれは、俗な言い方をすれば、大本営発表に踊らされないことが大切では
ないかと私は思いますね。

>
>> 誰が言っているのかどこで言っているのか言ってください。
>
>ファシストなんて言ってませんよ。きっと、不安というか危機感のようなもの
>と、諧謔の精神についてでしょう。

以下は奥さんの事件の大本営情報とは違いますので、問題が、フッサールの現
象学で私が指摘しているところではありません。フッサールの話は、下記には
からませるのは私の目的ではありません。別の視点として、切り替えて、話し
ましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

>
>時代が混迷と不安を深めれば、自民党内外の国家主義派や、政党としては民主
>党の中に、ファシズムふうのものが憑依するような条件が、よくできたスリ
>ラーのように揃っていくかもしれませんね。実際、自民党の古賀氏や塩川氏そ
>の他、中道派は、内外に何かが顕在化しているのを察知しているわけです。こ
>こが肝要な点で、これまでは察知されると叩かれました。しかし、拉致問題が
>控えているため、かえって支持されています。
何をおっしゃりたいのか、よく理解できません。
塩川さん?自主憲法制定、改憲の急先鋒ですが。
その程度かな。自民の内部抗争なんて興味ないですね。

>危機感を募らせているのは、社民・共産です。これらの政党は、ひょっとする
>と、‘民族意識’の流れから外れつつあるのかもしれませんが。その一方、日

もともと民族意識なんてあるとは思えませんね。

>本の反戦・反政府派の動きは、彼らが反戦・反自民を目的として手を組もうと
>した韓国や欧州からも警戒され始めた、という流れになってきましたね。ドイ
彼らが、韓国や欧州と手を組もうとした?初耳ですな。こういう見方というの
は、精神科的な病ではないの?マジに。
フッサールの現象学で言えば、ドクサの塊ですな。

>ツは元よりフランスもアフガンに傾斜しています。自衛隊が歴史を作る意識を
>もって舞台に現れたと同時ですから、新たな国際軍事網が形成されつつあるも
>のか、と読めるわけで、国際貢献に軍事色が強くなることから怯えているのか
>もしれませんね。

上に同じ。

>
>> 救い出そうというのは何をどうすることを言っているのか言ってください。
>
>日本政府は、イラク復興に仏独と分担するわけです。フランスは文化芸術の分
>野、ドイツとは警察官教育。このように、国際協調を取り戻す動きも出ている
>わけです。
上に同じ。少しドクサに熱湯がかけられてやわらかくはなってますが神話の世
界と共通項がありますな。

>
>そちらの御説の主題は、平和憲法を救い出すことでしょう。そのためには、そ
>のような勢力を伸ばし、改憲派を牽制することですよね。
違いますね。私の個人的な意見とすれば。
平和憲法なんて後からくっついてきているもので。
問題は、日本国民の現在、未来の繁栄を願って見たときに、政治も経済も日本
人の知的な脳みその底上げが無ければ、もうやって行けないだろうという思い
ですね。どんどん馬鹿になってきている。若者の精神も知能も心も体も、
どんどん蝕まれてきている。思想の力も。思想というとすぐに社共と日教
組をイメージするようだが、そんな薄っぺらいものじゃない。
日本人がいまだかつて一度も到達したことの無い、西洋の近代市民法体制の言
語レベルに、たどり着くことなくして、西洋式経済システムを運転することは
不可能なわけです。江戸時代の商人は、新しいことは一切しない、伝統をつい
でいくだけでしたが、いまや、それでは、やって行けない。常に、世界を
リードする新企画、新技術が必要だ。科学方面での発展はあっても、経済界や
政治という社会科学方面での底上げがないと、やはり、自己崩壊に向かう。だ
が、社会科学方面の発展は、民族意識や右翼的な精神論や、他国の与えてくれ
た憲法じゃだめだとか、そんな、占領政策にいるとか、そんなちっぽけな考え
では、だめで、それでは、江戸時代のレベルの官僚意識と、衆愚政治、封建政
治の天井の下から抜け出ることができない。西洋の与えてくれた憲法でも、そ
こに、日本人がいまだかつて体得したことのないすばらしい価値があるならそ
れをこの波に乗じて身に着けなくてはならない。盗みきるべきなのです。矮小
な国粋主義では立ち行かない。世界はけっして米国やユダヤのプロトコルのみ
で引っ張られているわけではない。関係ないと思うかもしれないが、bseにし
たところで中国の鳥や豚、あるいは他のアジアでの蝙蝠から感染するウィルス
にしたところで、これは、生物学的な人類の危機だし、いくらプラズマ兵器を
持っていても、アメリカ人や中国人はいっぺんに弱小民族になる可能性は無い
とはいえない。いくら米国の基軸通貨ドルが世界を支配しているからといっ
て、すでにアジアの人口が白人を凌駕しており、米国のgnpは明らかに衰退
していく流れにある中で、上位5%のwwwが富の55%を握ってるような国はも
う、飽和状態で、衰退していくしかない。現代のローマそのもの。日本は、大
きな流れで見たときには、西洋の近代資本主義の精神を身につけ、私有財産の
私的処理の権利を確信し、近代市民法体系を踏襲した基本的人権思想を貫き、
近代資本主義精神の完全情報公開と機会均等という宝の思想で、小さくてもぴ
りりと光る知恵と制度のある国として生き延びていくのが大切なことです。

確かに、アメリカや、あるいは今後は中国の力が台頭するでしょうが、赤カブ
でなくてはならない。あるいは黒カブであり、あるいは青カブとして生き延び
ていかねばならない。芯まで赤や青や黒に染まってはこの弱小国の未来は無
い。
真の主体性がそこにある。ほいほいと、中曽根につられて、海外派兵するよう
な脳みその薄い選択を日本の指導者たるものはしてはならない。うちに、知恵
と制度と民族の力を蓄え、西洋の優れた歴史的継受法を盗みきり、発展させ、
この民族と国の発展が、遅れた世界の各国の光となるような生き方をして生き
延びていかねばならない。それが日本の生きる道。ここでの改憲はこのような
日本の選択を、摘み取ることになる、そういうことです。



>改憲派は日本を自虐
>と曖昧から救い出そうとしている、と。国会は、何らかの合意が形成されてい
>るらしく、外形標準課税の決定などをバネにして、世論に対し、強気に出るで
>しょう。
>
>--