KGK == Keiji KOSAKAさんの<bvfthj$fof$1@film.rlss.okayama-u.ac.jp>から
>> その上で「議論として区別する以上は」っつってんじゃんか。
>
>「区別する」ってのは、「排他的に使わなきゃいけない」って話じゃありませ
>ん。

「排他的に使えた方が良い」ってところは分かるよね。

>私の説明したやりかたでも、「視点の違い」としてちゃんと区別できます。

KGK氏の説明とやらでは「最初から持っている部分」と「後から他者に課す
(ために自ら根拠を示さなければならない)部分」が曖昧模糊としていて、都合
によって切り替えることもできそうですし、どうやら実際に切り替えているよ
うに思えます。
#だから、*辞書の多義を無批判に受け入れること*が必ずしも良いとは限らな
#いんだよね。


>> せっかく明確に区別して議論しているのに「辞書的な意味」を盾に「義務」を
>> 「責任」に摩り替えてくるのがオカシイわけです。
>
>全然、摩り替えてないですね。
>ちゃんと区別した上で、通常の用法をカバーするようにしたわけですから。
>wacky氏の定義だと、「責任を取る」以外の責任の大部分を「義務/責任」で表
>現できないでしょ?

何で?イキナリ「取る」が出てくる理由が不明です。「責任がある」で充分で
すけど?
#充分でない理由があるならキチンと説明すること。


>>>>>> 1.実践することが社会的に正しいことを人に勧めるのは社会的に正しい
>>>>>> 2.自分が実践してもいないことを人に勧めるのは社会的に正しくない
>>>>>> だよね。
>>>>> 
>>>>> 後者は主張の内容に対する批判じゃないよね?
>>> 
>>>> 主張の適用に対する批判でしょう。
>>> 
>>> で、「正しい内容の主張をするのに批判的なのは何故?」って話になるわけ。
>
>> この場合の「主張をする」ってのは主張の内容を他者に*適用する*ことに他な
>> らないからでしょうな。
>
>その「他者」は「適用されるだけの理由」があるんだよね?

あろうとなかろうと、適用した時点で「2.自分が実践してもいないことを人
に勧めるのは社会的に正しくない」が効いてくることに変わりはない。その時
点で、批判者には「自らの自己棚上げな行為を批判され返される充分な理由」
が生じるわけです。
#重要: そしてそれは「正しい内容の批判をすること」と切り離すことができ
#ない。
その被批判者が批判者を批判し返す内容もまた「正しい内容の批判」であり、
かくして「お前こそループ」の無間地獄が完成するわけです。


>> 「2.自分が実践してもいないことを人に勧めるのは社会的に正しくない」です。
>
>「自分が実践してないけど、実践することが社会的に正しいこと」を人に勧め
>る場合に、1と2は、反対の答えを返すわけだよね。
>それを両立させようとすると、まさに「矛盾」になるわけ。
>
>で、今の場合は、1よりも2を優先することで矛盾を解決できるわけだけど、そ
>うすると「なんで優先するんだ?」って疑問が出てくる。

「優先」じゃなくて「順番」の話でしょ。2の問題を解決してから1を行えば
矛盾がなくなる。というただそれだけの話。

># もちろん、2よりも1を優先することでも矛盾はなくなるが、その場合、2は
># いらなくなる。

#それって、「刑事裁判を廃止すれば犯罪者がいなくなる」って言うのと同じ
#じゃん。悪い部分から目を逸らしているだけ。


>>> 「自分が間違った行為をしている」というのが「正しい内容の批判をする」こ
>>> とを控える理由にならないように、「相手が間違った行為をしている」ことが
>>> 「正しい内容の批判を聞き入れる」ことを拒否する理由にはなりません。
>
>> であれば、批判相手に自分の自己棚上げを指摘された時点で「聞き入れること
>> を拒否する理由にはなりません」なんだから、結局「先ず自分自身を律する」
>> のと変わらないじゃん。
>
>「先ず」じゃないですね。
>そういうケースでは、先ず自分が相手を批判して、相手が自分の棚上げを指摘
>して、その後「自分自身を律する」という話になります。

何で「相手に指摘されてから」でないと分からんねんな。^^;
自分が自己棚上げの批判を行う以前から分かり切っている事でしょ、それって。

># で、相手がまだ最初の批判を聞き入れてなければ、それは依然として批判の
># 対象になる。

で、自己棚上げの批判を行う時点で、批判者自身は自分自身に向けられている
(べき)批判を聞き入れていないわけだよね。
#何を言い訳したって全部自分に返ってくるんですけど。

>>> そして、不毛な応酬になったとしたら、間違っているのは「正しい内容の批判
>>> を聞き入れない」ことであって、「正しい内容の批判をする」ことが間違って
>>> るではありません。
>
>> 雲の上から下界を眺めているのであればその程度の屁理屈にうなづくこともで
>> きるんだろうが、下界を這いずってその不毛な応酬の処理を押し付けられかね
>> ない生身の人間にとって、それは机上の空論に過ぎんやな。
>
>つまり、「正しい内容の批判を聞き入れない」ような人が多くいると判断して
>るわけね。
>何故?
># 自分がそうだから? ;p

って、当の批判者自身がその「正しい内容の批判を聞き入れてない」じゃんか。
#正しく、自分(批判者)がそうだから。ですね。

-- 
wacky