Re: 貿易で圧力を加え、自由選挙の実施は譲りません。
"谷村 sakaei" <tanimura11@nifty.com> wrote:
> > > > 中国の自由化というのは、中国共産党のみならず、中国の軍部がどのように受
> > > > け止めているのでしょう。
> > それで中国国民が納得する?
> > > せっかく豊かになったのに?
> > > また貧乏に戻れるでしょうか?
> > >
> > 戻ると思いますね。
> > アメリカは台湾海峡に中共軍を挑発する狙いでしょう。これに、のると思います
> ね。
>
> 物事に可能性はゼロとはいえません。
> ですから、そのような可能性も全くないとはいえないが。
>
> まそれをすると、中国は貿易をストップされて大混乱でしょう。
> 上海の高層ビル群もひと気のないゴーストタウンになります。
私は今のところ、悲観論が大きいのです。
選択肢の一つにアメリカも中国も当然入れてる未来だと思います。
自由選挙をするということは、イコール、台湾独立どころか、いくつも
の中国容認に向かうでしょう。
無論、チベットも。
ソ連邦の崩壊が、各国の、連邦からの独立になったことを見ても、民族
の自決権、その意識のおおきさは大変なエネルギーです。各国間の武力
衝突も頻発するかもしれません。
インドの対中国の圧力は強まるでしょうし、インド、パキスタンの紛争
も再燃するのではないかと思います。
共産党という重しの果たす役割は、現状では、微妙なバランスを保って
います。アメリカ合衆国のような安定的な国ならいざ知らず、中国の自
由選挙というのは、理念としては美しいと思うのですが、その反動は覚
悟するべきではないでしょうか。
あの国が自由な大国になることで、利益を得るところもあります。
新植民地政策をとる場合、地下資源に狙いを付けた多国籍企業は、企業
レベルでは莫大な収益を上げるでしょうし、その企業と癒着した国の政
府首脳がいたとすれば、その癒着国への需要の提供が見返りとして起こ
ります。
ほんとうに、混乱のスタートといってもよいでしょう。台湾は喜ぶでし
ょうが。ボーダレス国家というのは、本来なら、元の姿なんですよね。
もともと国境とか、国とか言う概念は比較的新しいもので、ニーチェな
んかでも、ヨーロッパ人という感覚です。昔の王国でも王国と王国の間
には巨大な非統治地域があった。
国家という概念はほんとうは極めて新しい概念ですね。
中国の自由選挙が、国家の解体に向かうことはその意味で、極めて自然
な成り行きですが、しかし、国家のボーダーレスはさまざまな難問を噴
出させてくることも事実でしょう。
国連というものが本当に正しいものなら、いかなる国のこうした難問に
も対応できるはずのものですが、国連など現実は、金も出さない国の人
が威張りかえっているひどい組織だというではありませんか。
こんなものに全幅の信頼など置いているなら、日本はふたたび、巨大な
しっぺ返しを食らうでしょう。お上任せのお上がもう一つ増えて、今度
はそこに軍の命運を任せようというのでしたら、これは大変なミス選択
です。100年の計の最大のミスになります。軍というのは、国民自決の、
国民の軍であり、軍の出動は他人任せにしてはなりません。同盟も同じ
です。同盟する相手が戦争起こしたら何でもかんでもはせ参じるべきな
どと思っていたら、一緒に自殺するようなものです。ケースバイケース。
もっと、バカ正直から抜け出さないことには、この民族が消滅します。
正義の分だけわれれの命があるのですか?正義の分だけわが国に金があ
るのですか?いいえ、極めて有限な人命であり、金です。むやみやたら
と、正義の分だけ、ましてや人様の正義の分だけ出そうなどとはバカ正
直もいいところ。このような国連に、どの国も本当は肩入れなどしては
いないのに、わが国は、常任理事国ほしさに、乾いた砂漠に水をまき放
題のようです。アメリカなんか、各国が来てお金を落としてくれるよう
に不動産は建てさせてますが、見事なケチとつけ払い。金にならんこと
はしない。
話が長くなりましたが、こんな国連に、分割志向となった中国の難問を
解決する力などありません。
結局、大きく言えば、この地上の南北問題という
のが解決されないことには、そして、人間が、一人一人が十分な教育や
思考力を持たない限りは、いかなる科学的に進んだ社会制度であっても
身にはつかない。むしろ宗教の戒律や儀礼や自然現象への畏敬などのほ
うがつよく社会を統治することになるのでしょね。その意味で、中国に
とっては今の共産主義という政治システムは一応のバランスを保ってい
るという意味はもている制度なのでしょう。チベット国民は独立、自国
の信教の自由を求めて泣いていますが。
中国は以上のことをよく知っています。しかし、アメリカは、別に中国
の今の路線でなくてもかまわない。台湾独立宣言が今こそ必要不可欠と
踏めば、動くでしょう。アメリカ国民は、アイゼンハワーやケネディの
頃のアメリカと変質したことにほとんど気付いていない。このような政
権をアメリカ人が選ばざるを得ないところに、逆に結うと、二大政党の
弊害が出ています。選ぶ札が二枚しかない。アメリカ国民は、移民も多
く、思考はニ値的。テレビのコントロールやマスメディアでのコントロ
ールはいともたすい。はっきり言って馬鹿です。自分たちは世界一だと
思ってますが、あの国民は日本人よりはるかに知能指数が低い。無論、
どの国民にも、いい人、利口な人はたくさんいますが、いまやアメリカ
はそのような人から離れて動くシステムを手にしている。
中国はそのことをよく知ってます。谷村氏の言うように、上海が火の海
になる事態もよく知っている。それでも、やるべきときにはやるという
覚悟をもっている国が、あの国の共産党の、特徴と思いますね。
でも、アメリカは、経済的に絞め上げればもう、経済仲間から出られん
と思っている。これでどこまで互いの思い通りに相手と組んでいて、ど
こで「じゃあ、やるか」になるかを刻一刻とはかっている。これが現状
でしょう。
イラク問題は適当なところで、石油さえ運ぶことが出来れば成功とみて
るだろうし、後始末は世界の多国籍軍で分担参加させればすむ。次の大
仕事はなんといっても北です。ここでは、中国の力を、てこにしたい。
そう思っているはずです。わが国もそうではありませんか。北の解放に
成功すれば、アメリカは中国の共産党政権が20,30年続いても呑むでし
ょう。しかし、北の解放が目論見から外れたら、北をまず力で解放した
あと、台湾海峡での一戦を視野にクローズアップさせてくるのではない
でしょうか。
のこのこ中国に会社を作りに出かけていてるバカドモは、又裂きにあう
でしょう。
わが国は、アメリカの同胞と思っているでしょうが、新保守の研究では
将来の敵国になりうる国に日本も名が上がっているというではありませ
んか。
所詮、他国家というのは、利用するか利用されるかの側面を、原罪的に
もつもの。手をつないで世界平和というのは美しいが・・・。
わが国が派兵軍を放つなら、対中戦争がありえないという認識など愚の
骨頂。軍はシュミレーションと情報収集を当然するでしょう。ロシアの
参戦もシミュレーションするでしょう。ロシアはふたたびソ連邦に戻る
日がこないと誰が断言できるでしょうか。中国式の、資本投下という有
効需要を獲得したら、こんどは、社会主義にも失業があるという路線で、
利子を認める路線で、復活すればよいことです。左の社会主義から右の
社会主義へ重心をかえればよいこと。中国とて同じ。すでにかえつつあ
るというのが現状。
>
> 世界から総すかんを食い、やはり貿易で大混乱ですね。
> 世界の工場になるという夢はあっという間に霧散してしまいます。
> シャボン玉のように消えてなくなる。
>
> そのような無謀な振る舞いなどまあ、まずしないでしょう。
中国、旧ソ連というのは、政策が下手糞だから、マルクスなんか経済の
模範にしたから失墜した。アメリカは、自由貿易にしたから、衰弱した
。このような資源豊富な大国は、うまくやれば自国のみで経済は回るの
です。アメリカは保護主義のままで行けばよかったのに、自由化したと
たんに、日本に食い荒らされた。アメリカはいざとなれば、ドルを廃止
すればすむのですよ。すべてデフォルト。ニュードルで、ご破算願いま
してはで、やり直せる。これはロシアや中国も同じ。この二国は投資を
蓄えた後なら、マルクス経済を捨てればいくらでも自国に閉じて発展で
きる。足りないものは、軍を背景にかっぱらってくればすむ。
日本は、自由貿易が無くなったらおしまい。中国は上海などいくつでも
作れる。
>
> お得意の引き伸ばし作戦がやっとでは?
>
> 『急激な民主化はかえって混乱する』とか何とか泣き言を言いながら、
> とりあえず、共産党の幹部選出を選挙制にするとか何とか言う。
> 近い将来、それに共産党以外の立候補を認める?
>
> ま、こんな提案など無理でしょう。
> 人口大国のインドでも自由選挙を実施していますからね。
> そんな泣き言など通用しません。
>
上の流れで読むとき、自由選挙は、中国共産党は絶対しないだろうと思
うのです。
アメリカの自由化での失敗を目の当たりにしています。もし、中国が次
に対外的に狙うとすれば、元の経済圏でしょう。
これさえ作れば、左団扇。
> > > 誰を相手に?
> > アメリカ 対 中共
>
> 台湾を武力開放する?
> 仮にそのようなことを実施しようものなら、世界をあいての喧嘩になるでしょう。
> 勝つ見込みがほとんどゼロに近い負ける喧嘩をやるような国はないでしょう。
台湾を武力開放などするのではなく、台湾独立の挑発を受けて立つとい
うことです。
>
>
> > > 世界を相手に?
> > >
> > > 戦争などといっても勝てるはずもない。
> > > そんな無謀なことなどするでしょうか?
> > >
> >
> > 日本の軍部と同じ道をたどると思いますね。
>
> 日本の軍部?
> 当時の日本はアメリカの太平洋艦隊より戦艦の数も空母の数も多かった。
> ゼロ戦は中国大陸でアメリカ製新鋭機をばったばった叩き落していました。
> その上、い号潜水艦と酸素魚雷。
> アメリカ機が到達できない場所から発進し攻撃できる海軍航空隊。
> いかに何とかなりそうな感じだったわけです。
物量では、かなわないことは日本の供給量からみて明らかであったと思
いますね。軍は銀行に、工場への貸し出しの保証人になることでどんど
ん工場に資金を貸し出させた。
それで、公開資本市場は閉鎖されて、直接金融のルートが日本から消え
て今に至ってるわけだけど、そこまでしても日本の供給力というのは生
産力がなかった。飛行機なんか、海軍と空軍で足りなくて取り合ってる
のですから。
日本が開戦で勝ち目があって開戦したのでないことは歴史的事実です。
三国同盟を決断した評議会でも、誰も、進んで決意したのではなく、自
分は反対だったが時ここに至ってしかたなくて賛成した。よって自分は
無罪であるというのが、三国同盟に賛成した戦犯の主張。
>
> 今のアメリカと中国共産党のように隔絶した力関係ではなかったのです。
>
好んでするというのいではなく、挑発に耐え切れずにというのが彼らか
らの言い分になると思います。
> >
> > > しぶしぶ、自由選挙を実施するしかないでしょう。
> >
> > 戦後には選挙になるでしょう。
>
> 戦争?
> そこまでやって抵抗したいと思う気持ちはわかるが?
> できもしないし、
> 地団太踏んで悔しがるだけでしょう。
>
繰り返しますが、自由選挙の実施は、いくつもの中国の始まりです。
> 日米欧の圧力を受け、泣きながら、せいぜい段階的な自由選挙の実施ができればよい
> ところでは。
>
> とりあえず、3分の1程度の議員の自由選挙。
> 『段階的にその数を増やします』
> という。
>
> これで、10年程度自由化を引き伸ばそうとする。
>
> 日米欧は北を孤立させるのが目的だから、これではとても承知しませんね。
> 貿易で圧力を加え、自由選挙の実施は譲りません。
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