谷村 sakaei wrote:
> アメリカから聞こえるのは
> 『北みたいなところで米兵の血を大量に流すわけには行かない。』
> 『北の核は武力ではなく外交で解決する自信がある。』
> という、声だ。

実際そのようになりそうですね。外交的圧力だけで血も流さない
「解決」に現実味が出てきました。

今の北朝鮮は遠吠えしているだけですし、それしかできません。

なにしろ国内では、人肉も食べているような状態ですし、
<http://ime.nu/japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/06/03/20030603000053.html>
人民軍にまで、栄養失調が広まっているようです。
<http://ime.nu/japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/06/03/20030603000053.html>
その上、アメリカの指示と要望で海上輸送手段は世界的なサボター
ジュに遭い、ミサイル、麻薬は売れないので現金収入もなく、イン
フラの維持に必要な整備部品は手に入らず、エネルギー不足で公共
交通機関が動かなくなるのに備えて、日本から中古自転車を大量に
購入したりしています。

さらに、白兵戦を嫌った在韓米軍の再配置は、38度線崩壊をより現
実的に意識した物で、これまでのような、旧式かつ形式的な非武装
地帯を挟んだにらみ合いはもうやめて、現代の戦争に見合った形の
配置に直したものです。そういう意味でアメリカは本気。

韓国がこの在韓米軍の再配置に対して激しく抗議しないのも、案外、
アメリカから、ほっといても北朝鮮は崩壊するという確約を得てい
るからかもしれません。38度線近辺には生物化学弾頭を搭載したミ
サイルが相当数ソウルに照準を定めて配備されていますが、米軍が
ソウル以南に下がれば、ソウルは見殺し同然です。にもかかわらず、
韓国政府が意外と冷静なのは、ソウルに向けられたミサイルは、発
射されることはない、というかなり確実な見通しがあるからでしょ
う。

北の崩壊は近そうです。

萩原@グリフィス大学