６月１１日読売ＷＥＢより。

　　　「我々は核兵器（複数）を保有していて、それらを廃棄することはできない。
　　　それらを実験するか、輸出するか、増産するか否かは米国次第である」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030611i204.htm


アメリカ、虎から子羊に変身〜〜。北に『おちょくられ』。

アメリカは北朝鮮からこんなこと言われてたのか。
何でマスコミは早く言わないのかなあ。

アメリカは北に絶対やってはならない事、もしやれば武力行使をも辞さない事とし
て、
核再処理と核兵器の輸出を上げていた。
ラムズフェルト国防長官など、さながらトラが咆哮するかのように顔をゆがめて威嚇
してた。
それも一度や二度ではない。
重大な警告として、なんども聞かされている。

当然北はこの警告で金縛りにあい身動き取れなくて当たり前だと誰もが思う。

が、北のやろうはどうだ？
あっさりと、
『輸出も増産もするぞ』
『さあどうだ』
と言いやがった。

アメリカとすりゃ『へっ？』ってなもんだろう。
『目が点』状態だ。
はとが豆鉄砲を食らった？
犬が好物の肉をぶっつけられた？
トラが獲物の羊を頭の上に落とされた？

犬ならこんなときは『キャン』というが、トラはなんと鳴くのかな？

北から完全におちょくられている。
意表を突かれた事は確かだろう。

一息入れて？
さあどうするかだ。

当然トラなら噛み付きにかかる。
獲物に待ってました状態で飛び掛り仕留め貪り食うはずだ。
北はトラの公言どおり、武力攻撃され崩壊するはずだ。

しかしどうだ？

そんな気配さえもない。

アメリカから聞こえるのは
『北みたいなところで米兵の血を大量に流すわけには行かない。』
『北の核は武力ではなく外交で解決する自信がある。』
という、声だ。
これはトラの獲物を前にした咆哮などとはとてもいえない。
まあ子羊の『メェ〜〜〜〜〜〜』と言うやさしい鳴き声だ。
アメリカは虎から子羊に変身？
そういや虎のようなたくましい咆哮はこのところピタッとやんでいるなあ。

なんだこりゃあ。

いったいどう言うこった？

アメリカよ約束が違うじゃないか。

アメリカが嘘をつく？
うそつきかアメリカは！

神に嘘をつくのか？
神を欺瞞でごまかすのか？

ブッシュ大統領も巷のいっぱい飲み屋で酒と戯れ嘘で遊ぶただの人か？

そうではないはずだ。
名誉と誇りを重んじるアメリカだ。
このままではすまないはず。
おちょくられてこのままで置く筈がない。

アメリカの名誉を賭けた巻き返しなるものをとくと拝見しよう。