河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <dl1kih$3th$1@jaist-news.jaist.ac.jp>, UCHIDA Toshiaki <uchida@hmx12.com> writes
> X4は全くの新規というわけではなくベースにXS41があったので、もうちょっと
> 安定しているのかなぁと思ったらアレでしたしね…。X6はZ1からどの程度手が
> 加わったのかにもよるでしょうが、さすがにX4クラスの不安定性ってことはな
> いと信じたいところです。

(X6買う気でいるな...) Z1 の不安定さは、WEPG と レート変換コ
ピー、つまり、EPGデータベースと、MPEGエンコーダのリソース管
理のバグからくるようです。

    レート変換ダビング後の画面フリーズ
    電源断時(OSが起動してない状態で)のWEPGデータ更新ミス
    留守録準備段階でのコピー操作などのとの競合による破綻

とかに気づきました。なので、エンコーダを使っているときに余計
なことをせずに、後に電源断してやると割りと安定して動く。電源断
で、

    fsck (もどき)
    process の終了、リソースの解放

をやっているようです。

ちゃんと、OSのリソース管理の機能(ロックとかセマフォとか。同
じものだが) を使ってくれれば良いわけなんだけど、どうせ適当な
コード書いてはまっているんでしょう。X6 はエンコーダ二つにな
りますから、アドホックなコードでは対処しきれないはずです。今
ごろ、泣きながらデバッグしているでしょうね。

    レート変換ダビングしながら地上波を録画
    レート変換ダビング x 2 (HDD->HDD, HDD->DVD)
    地上波を録画しながら、ネットdeモニタ

「だから、MPEGエンコーダのUnix deviceを書いてからはじめりゃ
良かったんだよ」とか言ってるんじゃないかと想像します。device
にせずに、I/Oポートアクセスと個別ロックかなんかでやってたら、
あーいう風になる見本みたいな症状ですね。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科